早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

Beat Up

2024

対慶大B 『完封で慶大Bを圧倒!』

 完全にワセダの試合だった。開始2分に先制トライを奪うとその後も攻め続け、決めたトライ数は前後半合わせて13。ピンチと呼ぶ瞬間も試合終了間際の一度だけ、という展開で慶大Bに得点を許さず、完封勝利。春季オープン戦2戦目にして、77-0の圧倒的なスコアを叩きだした。
 


 

前半開始早々、ファーストスクラムから試合は動いた。相手スクラムからターンオーバーしたボールを展開し、最後はWTB山崎智朗(スポ4=東京・国学院 久我山)がインゴールへ。2トライ目も同様に奪うと、12分にはCTB水野健人(人3=大阪・東海大仰星)のブレイクから生まれたチャンスを再び山崎が決め、早くもこの試合ハットトリック。もう1トライを加えた直後、ワセダのキックオフから1度も相手にボールを触らせずに運んだボールをフッカー伊藤平一郎 (スポ4=大分舞鶴)が沈め、ノーホイッスルトライが決まった。するとその2分後にもスクラムからBKに回した1次攻撃のみで6トライ目。ほとんど自陣に戻らない攻めの姿勢でもう2トライを挙げ、46-0で前半を終えた。

 前回の明大B戦で課題となった後半も、ワセダの選手たちの集中力が切れることはなかった。ノックオンなどの細かいミスが見られるも、それを上回るディ フェンスで慶大に攻め込まれる場面はほとんど作らせない。後半の2トライ目を決めた直後、自陣で生まれたモールをハーフウェイラインまで押し戻すと、17分には相手ゴール5メートルラインでのラインアウトからモールトライを決め、FW陣の力強さを見せつけた。さらに2トライを加えて試合終盤、若干のペースダウンを見せたワセダに初めてのピンチが襲う。あわやトライを許すかという局面にも、選手たちは慌てることなく低いタックルを入れ続け、慶大のノックオン を誘うとボールはワセダの手に。そのままキックで一気に敵陣までボールを戻し、ワセダの攻撃で試合終了。77-0、完封で勝利を飾った。


 

完封勝利にも、「課題が残る試合でした」(プロップ安江順、社4=東京・早実)と選手たちの顔はほころばなかった。1つの課題はラインアウトでのミス。 きょうの試合でそれが失点につながることはなかったが、今後もそうだとは限らない。一方、「いつもAチーム相手にやらせてもらっているからどんな相手もやりやすい」(山崎)と、ワセダというチームに対する自信も垣間見えた。まずは次回の筑波大B戦。この試合の出来次第で、今季ワセダの真の強さが見えてくるに違いない。

(早稲田スポーツ新聞会 北田ゆず)
 

コメント
フッカー伊藤平一郎ゲームキャプテン(スポ4=大分舞鶴)
――本日の試合の感想はいかがですか
やはり零封できたのが大きいと思っています。
――ゲームキャプテンとして入られたということですが、どういった意気込みで臨まれたのですか
ゲームキャプテンだから特に何かを変えるというわけではなく、プレーで引っ張ろうと思っていました。しかし、ラインアウトなどの面で迷惑をかけてしまったので、そこが僕の課題ですね。
――ラインアウトでのミスがありましたが
そうですね。これができていないから僕はBチームに落とされてしまっているのですが、最後に1本良い形で締められたのでこのイメージを持って投げられればいいかな、と思います。
――スクラムの調子などはどう感じられましたか
スクラムは8人がまとまって、プロップ大瀧(祐司、文3=神奈川・横浜緑ヶ丘)の方から攻めることが出来たと思います。
――大量得点で勝利できたことはどのようなことが要因になったのでしょうか
しっかり崩してトライを取れていたところが多くあったので、それは収穫だったと思います。普段の練習からでもそういったところを出せていけたらと思いますね。
――明日の早慶戦ではどのようなプレーをしていきたいとお考えですか
やはり今の僕の課題はスローイングなので、そこをしっかり詰めていって、自分の持ち味であるフィールドプレーでチームを勢いづかせたいです。

 

 

WTB山崎智朗(スポ4=東京・国学院久我山)
――きょうの試合の感想をお願いします
正直相手がそんなにいい調子じゃなかったので何とも言えないですが、(チームの)形っていうのができてきたなと。完封できたのもそうですし、順目順目に走れてるし、形ができてきたというのを実感しています。
――FWの安定感、BKのアタック力ともに素晴らしかったと思いますが、いかがですか
僕たちはまだ、後藤監督(禎和、平2社卒=東京・日比谷)の求めるレベルに達していないというのは分かっていて、Aチーム相手に日ごろやっても全然うまく いっていないので、いつもAチーム相手にやらせてもらっているから相手がそこまで強く感じなかったというか、どんな相手もやりやすいという感じです。A チームを目標にやっているので、どんな相手でもうまくやれると思います。
――しかし後半に伸び悩んだ印象を受けましたが、いかがですか
一個のミスで流れが変わってしまうっていうのがあって、きょうは流れが(相手に)行きかけたところで止まれたというか、またもう一回流れをこっちに持って いくことができたと思うので、出来はよかったと思います。ですが最後の5分とかは、ああいう風に攻め込まれてしまうとやっぱり良くないのかなと思います ね。
――山崎選手個人に関しても開始からトライを量産するなど、WTBとして調子は上向きですね
調子はいいも悪いも、どんなときもいいパフォーマンスをしないと、上下の入れ替えも激しいですし、そのときにベストを出さなければ落ちるだけなので、本当に必死にやるだけです。
――次戦に向けて一言お願いします
次は筑波大なので、去年はワセダ(Aチーム)としてもやられていますし、Aチームはまだやらないんですが、下(のチーム)が勝って勢いをつけられればいいなと。また筑波大はことし、一つのターゲットでもあるので、いい状態で下からチームを盛り上げたいと思います。

 


 

他の選手のコメントはこちら