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2023

ラグビー大国との交流戦に三選手が出場

関東学生代表とニュージーランド学生代表との交流戦が秩父宮ラグビー場で行われた。ワセダからは、ゲームキャプテンを務めたフランカー金正奎(教4=大阪・常翔啓光学園)、ロック大峯功三(スポ3=福岡・東筑)、SO小倉順平(スポ3=神奈川・桐蔭学園)の三名が関東学生代表に選出。三選手とも試合に出場し、敗戦こそ喫したもののそれぞれにとって収穫のある一戦となった。

 試合は前半、関東学生代表が積極的に攻撃を仕掛けていく。攻守の切り替わりでディフェンスラインを整備できず3連続トライを許すが、点差を感じさせない攻めの姿勢を見せる。すると27分、敵陣ゴール前でのラインアウトモールを押し込み反撃。その後自陣でピンチを迎えたが、小倉のキックで敵陣深くまで押し返すと再びゴール前ラインアウトを獲得。これを起点とし、FW陣が相手ディフェンスをこじ開けてトライを奪い、逆転も射程圏に入る5点差で前半を終えた。

 後半は、打って変わって関東学生代表が守勢に立たされる展開に。体格で勝るニュージーランド学生代表の突破が目立ち始め、守りの時間帯が続いていく。メンバー交代で流れを変えたいところだったがその勢いは止められず、後半だけで24失点。攻撃でも、WTB小原政佑(東海大)らの個人技で見せ場こそつくったがインゴールは遠く、無得点のままノーサイドを迎えた。

 この試合で光ったのは、SOに入った小倉のキックコントロールだ。ニュージーランドのコーチが、目を引いた選手に小倉の名前を挙げるなど長短のキックともにさえ渡り、数多くのチャンスを演出。本人は「風があったのでそういうふうに見えただけ」と謙遜するが、昨季からの確かな成長がうかがえた。

 今日の総括として、ワセダの三選手はそろえてディフェンス面での手応えを口にした。「低くタックルにいって、接点でそこまで負けなかったので、そこが僕の中では収穫」(金)。フィジカルの強い相手でも、低い姿勢を意識すれば止まる。基本的なことではあるが、ニュージーランドを相手にしても通用したという事実は、今後に向け自信となったに違いない。帝京大を始めとするサイズの大きな相手とどう戦っていくか。今日の一戦は、そんな問いに対する一つの道しるべになったのではないだろうか。
(早稲田スポーツ新聞会 北川翔一)

◆コメント
フランカー金正奎ゲームキャプテン(教4=大阪・常翔啓光学園)

――今日の総括
今日は有意義な試合になったと思いますが、結果的に負けたので悔しいです。
――通用したと感じる部分は
低くタックルにいって、接点でそこまで負けなかったので、そこが僕の中では収穫かなと思います。
――日ごろ課題と口にするディフェンスの手応えは
今日頑張れれば変わるかなと思っていて、結果として手応えはあったとので、よかったかなと思います。
――ゲームキャプテンとして心掛けたことは
各チームからセレクトされて集まってきたメンバーなので、まずコミュニケーションを大事にしよう、ということを意識してやってきました。
――何かチームに戻って伝えるべきことは
接点の激しさですかね。基本的に自分たちが戦う相手はサイズの大きい選手ばかりなので、低く厳しく、ということを伝えたいと思います。

ロック大峯功三(スポ3=福岡・東筑)
――振り返って

自分自身が初めて外国のチームとやって、日本のチームと全然違って強かったし、上手さを感じられたので本当に良かったです。
――収穫はありましたか
低いタックルをするというのが通用したので、そこは大学に持って帰って自分自身の武器にできるようにやっていきたいなと思います。
――逆にかなわなかった部分は
一人一人が強いし体の使い方がすごく上手くて、一人では止められないから人数をかけてしまう場面がありました。そこを真似できたらいいですけど、そこよりも僕が感じたのは、日本人相手だったら抜けるところが抜けなかったり、アタックでも日本人がやってこないようなことをしてきたので新鮮味があって、今後またやるときはそこで負けないように意識してやりたいです。
――新体制が始まりましたが、ご自身の調子はいかがですか
ポジションが(ロックに)変わったんですけど、特に自分のプレーが変わるわけではないので、昨年の自分をまず超えて、Aチームに絡んでいけるように頑張ります。
――ポジションをロックにした理由は
バックファイブ(ロック、フランカー、NO・8)を全部できるようにしたかったのと、自分の持ち味を生かせるのがロックじゃないかなと思ったからです。
――来週の中大戦に向けて意気込みをお願いします
また連戦が始まり、初戦ということで、中大さんも気合いが入っていると思うし、ワセダも良い春のスタートが切れるように頑張ります。

SO小倉順平(スポ3=神奈川・桐蔭学園)
――今日の試合を振り返って

大きい相手と戦って、今後に活かせるものを得たのではないかと思います。具体的には、タックルディフェンスにおいて、低くタックルしただけでは簡単に繋がれてしまうなと。タックルと、タックルした後の技術など色々磨きたいと思います。
――キックゲームにおいて、小倉選手の技術がとても目立っていました
風があったので、そういう風に見えただけだと思います。
――キックの精度を上げるにあたって、具体的にはどのような練習をされたのですか
春はキックだけでなく、パスなども合わせて基礎的な部分を扱っていて、その成果が出たのかなと思います。
――来週からAチームの試合が開幕しますが、チームの調子はいかがですか
悪くないと思います。春に積み重ねたものが出るように、一試合一試合しっかり勝って、最後の帝京大戦に臨みたいです。
――BKリーダーとして活躍されていると思いますが、BKの調子はいかがですか
悪くないです。いまサインなど導入しているので、それが中大戦から上手く機能すればいいなと思います。
――今シーズンの意気込みなど教えてください
BKリーダーになって、自覚も出てきた所です。4年生を引っ張ることが出来るくらい、頑張っていきたいです。

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