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2024
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『実力を見せつけられ、学生王者に完敗』

8月24日 夏季オープン戦 対帝京大 長野・サニアパーク
 
 夏季オープン戦第2戦。早大は大学王者・帝京大を対戦相手に迎えた。帝京大には関東大学春季大会でも敗戦を喫し、ここ数年勝ち星を挙げられていない強豪。大学王者に勝利を収めたい早大は先制を許すものの、WTB本田宗詩(スポ2=福岡)のトライで追い付き、さらに一時は勝ち越しに成功する。しかし、前半終了間際から後半にかけてペナルティーを重ねて大量失点。オフェンスもシャットアウトされ、後半は無得点でノーサイド。12―49で敗れ、またもや帝京大を前に苦汁をなめる結果となった。
 
 試合開始早々に相手FWの力強い中央突破からBKに展開され、あっさりと先制を許して立ち上がりに失敗。しかし、その後はラインアウトモールでゴール前に迫るなど徐々にリズムをつかみ、FB黒木健人(教1=宮崎・高鍋)のワンタッチパスから本田へ。本田が相手タックルをうまくかわしトライを奪い、すぐさま同点に追い付く。さらに早大は強力な帝京大FW陣に負けず劣らずの強さを発揮し、スクラムでペナルティーを誘発する。そこで得たラインアウトからフランカー仲元寺宏行(社3=広島・尾道)が押し込みリードを奪った。早大が主導権握りかけていたが、不用意な反則からリズムを失う。前半終了間際に連続得点を許し逆転され、不穏な空気のまま9点差で折り返す。
 
 後半も早大は流れを取り戻せない。SO小倉順平副将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)が放ったDGがブロックされるなどミスが相次いだ。「前半から受けて受けてのディフェンスで少し体力的な問題もあった」(本田)と語るように、フィジカルで上回る帝京大の連続攻撃に早大らしさを発揮できない。スクラムやラインアウトモールで押し切られ失点を重ねた。終盤、WTB荻野岳志(先理4=神奈川・柏陽)が右サイドを駆け上がり好機を演出するが、インゴール手前で強烈なタックルを受けターンオーバー。春の帝京大戦と同様に後半はオフェンスを機能させてもらえず完封される結果となった。12-49。再び帝京大の実力を目の当たりにした。
 
 「前半の部分に関しては互角にやれているような感じはありましたね」と後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)が語るように、疲れが見えた後半に勝負はついた。しかし、前半はリードを奪う場面や新しい戦術が機能しているところも随所に見受けられた。王者から白星を挙げるためにはまだ力不足であるものの、選手たちは打倒・帝京大に手応えも感じている。ライバル相手に待望の勝利をつかみとる日はそう遠くないだろう。
(早稲田スポーツ新聞会 東哲也)
 
 
コメント
後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)
――この試合を振り返ってみていかがでしたか
相手が前に出てきて、そこでセットできずにタックルをはじかれてしまってましたね。でもFW、特に前3人のところのディフェンスの甘さ、コンタクト力の差、そこは鍛えていかないといけないかなと。一つ一つのぶつかり合いの部分で負けていて、スタミナのところがきつかったんじゃないでしょうかね。そこで相手の余裕っていう面での差もできてしまったんではないかと思います。
――選手の中には、帝京大との差は縮まったのではないかという声もありましたがいかがでしょうか
後半は後半で振り返らなきゃいけないとは思うんですけど、前半の部分に関しては互角にやれているような感じはありました。そうは言ってもこのままだと結局この間の(全国大学選手権)決勝と同じで、コンタクトで疲れた部分で抜かれてしまうところは直していかないとなとは思います。
――ここまで失点してしまったのはどこに原因があるとお考えですか
後半少しコンタクトの部分で疲れてきて抜かれてしまったりとか、あと、ラインアウトのミスは痛かったですね。やはり攻める時間を圧倒的にあれで失ってしまったので。
――SHやフランカーはポジション争いがし烈なようですが、その点に関してはいかがですか
ハーフに関しては平野(SH平野航輝、スポ4=長崎南山)が頑張っていますね。平野が抜けている感じで、他は横一線ですね。
――スクラムについてはお互いに反則が気になったように思えますがいかがでしょうか
セレクションを兼ねて1、2番を試したんですが、うちがスクラムにこだわるのは変わりないので、相手がどういう組み方をしてきたのかはわからないですがしっかりやっていきたいと思います。
 

ロック大峯功三主将(スポ4=福岡・東筑)
――試合の振り返りをお願いします
後半に実力の差が出たのかなと思います。
――春の帝京大戦も後半に突き放されましたがそのときと違いはありますか
春に比べて差は縮まったと思います。もちろん相手にうまさがあってそこでやられてしまったところはありましたし、反省するところはたくさんありますけど、前半が終わっての疲労が全然違いました。体力の残り方とかが違ったのでそういうところが縮まったと思いました。
――毎年夏に帝京大と対戦しとときは差が広がっているという印象がありますがこの点についてはいかがですか
もちろんやりたかったラグビーができない時間が長かったので、負けてしまったと思います。でもやっているラグビーは絶対に間違っていないので、ここは自信を持ってやり直すのではなくて、突き詰めてやっていきたいと思います。
――新しく挑戦し始めたことが前半に機能していたと思いますがいかがでしたか
もっとうまくいきたかったんです本当は(笑)。やっぱり強いプレッシャーを受けている中だったのでできなかったです。もちろん練習ではできている部分が増えてきているので、それを帝京大相手のプレッシャーという面で突き詰めていかないといけないと思います。
――前半に点を取られた場面はペナルティーからで、毎回あるパターンからでしたね
ゴール前にこられたときに絶対に跳ね返さないといけないんですよ。もちろんペナルティーすることが一番の原因なんですけど、そこを跳ね返すディフェンス力だったり、ターンオーバーする力が必要になってくると思います。
――跳ね返すためには何が必要でしょうか
もちろん1対1のフィジカルだったりディフェンスの仕方だったりいろいろありますけど、この試合に関して言えば相手の思うように攻撃をさせてしまったブレイクダウンやタックルだと思います。
――得点のシーンではFWが前に行けたことが起点となっていたと思いますが手応えはいかがですか
夏合宿にかなり本数組んでいますし、本田(WTB本田宗詩、スポ2=福岡)のトライもペナルティーからのクイックスタートで、練習でやっていることはできています。
――ビハインドで前半を終えましたがどのような話し合いをされましたか
まずディフェンスのところです。良いセットをして前に出ることですね。アタックは自分たちがやりたいラグビーをするために、もっと精度を上げてアタックするということです。
――後半は離されてしまいましたが、振り返っていかがでしょうか
あれが帝京大の実力だったと思います。後半に早大に疲れが出始めたときにしっかりと狙って良いラグビーをしてきました。それを受けてしまったので、ここが敗因だと思います。
――試合後に話し合いがありましたがどのようなことを話しましたか
やっぱりまだ差があるのかなと思います。意識だったりスキルに差があるから縮めていかないといけないねという話でした。
――悔しさをにじませる選手もいましたが気持ちも入っていましたね
どのチームもこの試合をターゲットにしていましたので、悔しい選手は多かったと思います。
――次の法大戦に向けて一言お願いします
もちろんこの試合で気持ちが切れてしまったのではなくて、できなかったことを課題として挙げてそれをできるようにしてから菅平を出たいと思っているので、そこに向かってもう一度全員が頑張っていきたいと思います。
 

SO小倉順平副将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)
――試合の振り返りをお願いします
いつも一緒ですが、前半やって後半に一気にガタっと落ちる展開でした。大東大戦もそうでしたし、春の帝京大戦もそうだったので課題は明らかだと思います。
――後半に一気に突き放されたのは体力面が原因でしょうか
そうですね。フィジカルがいま相手の方が強いからだと思います。
――大東大戦での敗戦後にチームで話し合いはされましたか
意識の問題が多いです。順目に走るとか、チームのやろうとしていることを理解するという部分について話し合いました。
――試合に新しいことを取り入れているとおっしゃっていましたが今回はいかがでしたか
今回はほぼ出せていなかったです。出し切れなかったというのはあります。
――春の帝京大戦と比べて差は広がったのか縮まったのか実感としてはいかがですか
春の帝京大戦と比べたら、後半の落ち方が今回の方が異常だったのかなと思います。
――後半はノートライでしたがその点に関してどう考えていますか
これも春と同じですが、前半の元気な時には対等にできているけれど後半は結局、みんな疲れて何もできていなかったです。
――個人としての反省点はありますか
いくら言ってもこの試合ではみんなの反応がほぼなしという感じでしたが、チームが疲れている時に流れを変えられるプレーができるようになりたいです。あと半年ですが身に付けられればいいと思います。
――次の法大戦までにチームとして修正すべき点があれば教えてください
いまだと、BKが全然前に出れていないことが目立っています。さっきも終わった後に話したのですが、いまのままでは駄目なので追加でいろいろやる必要があると思います。
 

プロップ高橋俊太郎(社4=東京・早実)
――本日の試合を振り返っていかがでしたか
帝京大にかなりやられてしまったということで本当に悔しいです。でも、自分の中ではAチームの方が自分なりによく動けていたとは思います。
――それはスタミナ面ということでしょうか
スタミナの問題というよりもBチームのスクラムが特殊でやりにくい部分がありました。スクラムでしっかりと押し込めていないというのは自分の課題でもあるのでここから修正していかなければならないと思います。
――具体的な課題とは何でしょうか
接点でいかに一歩も引かずに相手を押し込めるかという部分で、この試合は押し込み切れない場面もあったのでそういった接点での押し込みです。
――帝京大に対して通用した部分はありますか
特に7―7からの得点シーンなのですが、あそこは本当に流れが完全に早大に来ていたという面もありますが、しっかりと相手を押し込んで前進していくことができたのでそこは良かった部分だと思います。
――最後の夏合宿となりましたがいかがですか
そうですね。後悔だけはしたくないので、一日一日を大切に基礎の練習からしっかりと取り組んでいます。
――プロップのポジション争いはどうでしょうか
同期に光川(プロップ光川広之、スポ4=神奈川・公文国際)という選手がいるのですが、自分と光川でお互いにそれぞれ長所があるのでそれを伸ばして、切磋琢磨(せっさたくま)していければと思います。
――秋に向けて一言お願いします
帝京大に完全にやられてしまったということを胸に刻んで、この悔しさを忘れず、日々の練習に取り組みたいです。毎日一歩ずつでも前進していけるように頑張ります。
 

ロック桑野詠真(スポ2=福岡・筑紫)
――試合を振り返って感想をお願いします
帝京大からのプレッシャーを受けて、自分たちのやりたいプレーをできなかったのが一番の反省です。
――後半につれて失速してしまった原因はプレッシャー以外にありますか
フィジカルで前半どんどん打たれて、後半に差が出てしまって、そういう部分でメンタル的にもブレてしまったのかなと思います。
――帝京大の印象は春に対戦した時と変わりましたか
それはそんなにないですね。
――帝京大戦に向けて特別にしてきた対策はありますか
帝京大どうこうよりも自分たちがやってきたことをしっかりやろうと言っていたんですけど、実際にはそれを帝京大のキツいプレッシャーの中でできませんでした。
――大東大戦での敗北からチームでどのように修正を図ってきましたか
大東大戦で出た反省を生かしてチームとしてはだんだん良くなってきていますし、悪い方向には行ってないと思います。
――夏合宿から始めた新フォーメーションには慣れてきましたか
練習の時はいい感じにフィットしているんですけど、帝京大の強いプレッシャーの中では自分たちの気持ちに余裕を持ってプレーできなかったという感じがあります。
――通用したと感じた部分はありますか
やってきたことをしっかり出せばトライを取れるということがわかりました。そういう部分でもっと突き詰めて、自分たちで考えてクレバーさを出していきたいと思います。
――夏合宿も終盤に差し掛かりましたが、現在の桑野選手のコンディションはいかがですか
そんなに悪くないですね。でも練習のときはできていることが試合だと気持ち的にいっぱいいっぱいになってしまうので、そういう面がまだまだだなと感じています。
 ――チーム全体の状況はいかがですか
結果だけ見ればあまりよくないんですけど、練習の様子とかチームの雰囲気を見ているとどんどん前より良くなっているし、新しいフォーメーションも良くなっているので、結構良い方向に来ているかなと思います。
――来週の法大戦までに修正したい点を教えてください
まだビデオを見ていないので細かいことはわからないんですけど、監督の言っているクレバーさとかをもう一度見直して、キツい状況の中でもっと正しいプレー選択ができるといいと思います。
 

フランカー仲元寺宏行(社3=広島・尾道)
――試合を振り返っていかがでしたか
接点で負けたというのと、練習してきたことが出せずにふがいない試合だったと思います。
――FWに関してはいかがでしたか
FWは7月から新しいフォーメーションで練習してきたのですが全然それが出せずに、逆に帝京大に早大がやりたいことをやられたかなという感じです。
――久しぶりのAチームでの出場でしたが、ご自身のプレーについて変われたことはありましたか
本当に思ったプレーができずにふがいなかったと思います
――2トライと得点がのびませんでしたがその原因はなんだと思われますか
いままでやってきた練習の成果が出せなかったということと、ブレイクダウンのところで帝京大に圧倒されて、後手後手に回ったかなという印象が強いです。
――この試合で帝京大に通用したと感じた部分はありますか
個人的にはなかったです。
――実力の差を感じた部分はどこでしょうか
体の大きさなどです。もう一度、一からやり直そうと思います。
――これから重点的に練習していきたいことを教えてください
ブレイクダウンで負けない技術と帝京大に負けない体を作っていきたいです。
 

フランカー加藤広人(スポ1=秋田工)
――試合の総括をお願いします
ブレイクダウンなどのフィジカルの面で帝京大は強かったですし、セットも早く、アタックで崩すことができなかったです。後半は何度も体を当てられて、僕らがバテてくる場面が多かったです。自分自身もフィジカルの差を感じましたし、秋に向けて頑張らなければならないと思いました。
――初のAチームでの出場でスタメンに選ばれましたがその点に関してはどう感じましたか
1年生のときからAチームで経験させてもらえるのはすごくうれしいことですし、帝京大は日本一のチームなのでいい結果を出したかったのですが、自分は体が細いのでフィジカル面に差が出てきてしまいました。その点で見直さなければいけませんし、強化していかなければならないことです。
――帝京大と対戦して参考になるプレーなどはありましたか
一発で入られても、すぐ寝ないで、前へ前へと進んでハンマーを打ち次のプレーのサポートがくるところが参考になるプレーだと思います。
――先日の大東大戦ではボールタッチがいい印象がありましたがこの試合ではいかがでしたか
全然ボールは持てなかったですけど、セットプレーでは自分が飛んだときはしっかり捕球することができていたのですが、アタックでのボールタッチを増やさないとチームに貢献ができないのでその点を気をつけていきたいです。
――この試合で一番修正しなければいけないと思った点はどこでしょうか
ディフェンスでのタックルです。まだまだ弱いので、もっと鍛えて強くならなければならないと強く思いました。
――今後の抱負を教えてください
普段のアタック、ディフェンスや試合形式での練習でちゃんとした目標を立てて、一日一日の練習でその目標を達成できるかなどの意識から変えていきたいと思います。
 

NO・8佐藤穣司(スポ3=山梨・日川)
――試合を振り返って一言お願いします
個人的には特にポジ練などでやっている部分を全然出せなかった試合でした。
――ポジション練習をしてきたのはどのような部分ですか
タックルの踏み込みであったり、一つ一つのスイープです。新しいアタックのオプションをやろうとしている部分が全然できていなかったなと思います。
――大東大戦で出た改善点に関してこの試合ではいかがでしたか
ほぼ大東大戦のようになってしまいました。ブレイクダウンで人数をかけられてしまって、僕らがやりたいアタックの人数が足りなかったり、キツくなってきた時間帯にFWが順目にセットできなかったりして、アタック、ディフェンスともにうまくいかないゲームでした。
――春に続いて帝京大と体を当ててみた感触を教えてください
強いことは強いのですが、僕らがしっかり踏み込みで、バインドを離さなかったり、飛び込んでタックルしなかったりしたら、もっと早大のいいペースで試合が進んだのではないかと思います。
――春の帝京大戦は1トライだけでしたが、この試合ではチームで2トライ奪いました。アタックについての評価はいかがですか
ボールを継続して、少しずつでもゲインできたら早大のアタックができて、良い流れでトライまで結びつくと思うのですが、相手に押し戻されたりして焦ってくると、良い流れではなくなってしまうという印象があります。
――では、ディフェンス全体ではいかがでしょうか
帝京大のラック周辺のタテの攻撃に対してのディフェンスで多くのFWが巻き込まれて、順目に(ディフェンスの)枚数が足りなくなってしまいました。結果として、BKが内側に寄って人数が足りなくなり、外に回されてしまって、数で勝とうと言っているのに、数を少なくされている部分が課題です。
――法大戦に向けての修正点はどのような部分か教えてください
もう一度ポジション練を意識して取り組んでいきたいと思います。
 

SH平野航輝(スポ4=長崎南山)
——Aチームでの先発となりましたが、どのような意気込みで試合に臨みましたか 
始めてAで先発をもらったので、僕が任せられていることをしっかりと実行しようと思っていました。 
——前半は2トライを奪うなど見せ場もありましたが、前半を振り返っていかがですか
相手がペナルティーを何度かしていたおかげで敵陣に入れていたと思います。後半は相手も修正してきたので流れを持っていかれてしまいました。
——ご自身のプレーの出来はどうでしたか 
劣勢のブレイクダウンの中、どれだけボールをさばくことができるかに焦点を置いていたんですけど、やはり受けてしまって、ボールをBKに供給できませんでした。ディフェンスにおいても個の力にやられてしまったと思います。
 ——先週の大東大戦と比較していかがですか 
対戦相手が違うので比較はできないと思いますけど、やはり1対1で負けているという部分については深く反省しないといけないと思います。
——このゲームでの収穫はありましたか 
チームとしては、ペナルティーを犯しての負けという部分について深く反省しないといけないと思います。個人的には、まだまだディフェンスから上げていかなければ日本一にはなれないということを痛感しました。 
——今回の合宿の位置付けや、この夏の目標としていることについて教えてください 
この合宿でどのくらい変われるかということに焦点を当てています。仕掛けという面だとか、ディフェンスだとかどのくらいできるのかを試したいなと思っていたんですけど、思ったよりもできていないので最後の法大戦を何とかしなきゃなとは感じています。 
——これまでの合宿の中で特に意識的に取り組んでいることは 
そうですね、やはりさっき言った通り仕掛ける面だとか、ディフェンス、バッキング、FBとの連携を意識しています。
——合宿の成果はいかがですか 
ディフェンスの意識は毎試合毎試合上がってきていると思います。あとはさっき言った通り、個で、1対1で負けたくない、負けないっていうのを追求していけたらなと思います。
 ——最後に秋のシーズンへの意気込みをお願いします 
こんなスコアになってしまって、通用した部分もあるとは思うんですけど、やっぱり日本一になるチームがこんなようでは、この状態ではなれないので、秋シーズンと言いましたけど、合宿はまだ残りがあるので、そこでどれくらい変われるかというのをもう少し考えようかなと思っています。
 

WTB本田宗詩(スポ2=福岡)
――この試合振り返っていかがですか
前回の大東大戦からの目標が1トライ以上取ることと、チームの勝利ということでした。一番の目標である勝利ができなかったんですけど、個人としては帝京大のAチームからトライできてそこは収穫だったなと思います。
――帝京大との対戦で注意していたことは何かありますか
一人を抜いてもバッキングですごく返ってくるのでそこを注意していたのと、ブレイクダウンの強さはわかっていたんですけど、ブレイクダウンで僕も何回かひっくり返されてしまったのでそこを課題にしています。
――トライの場面振り返っていかがですか
ラインも深くためて、良い感じで回ってきて黒木(FB黒木健人、教1=宮崎・高鍋)からのパスも絶妙でした。1対1になって、ここで取り切れるのが僕の役目だと思っていたので、そこの勝負で抜き切れたのはよかったと思います。
――トライを含めて良いランが出ていましたが、ご自身の調子はいかがですか
夏合宿ではまだ2試合しかやってないですが、前回も2トライできて今回もトライできて自分の調子としては上り調子なのじゃないかなと思います。
――中盤からはペナルティーが多くなり、失点する場面が続きましたがその点についてはいかがですか
チームとしてもノーペナルティーを意識していたんですけど、帝京大のプレッシャーに負けてしまってたまらずペナルティーというシーンが多かったので、そこは残り4日間の練習の中で規律をしっかり守ってプレッシャーに負けずノーペナルティーを徹底したいと思います。
――後半は春の帝京大戦と同じように無得点に終わってしまいましたが、何か要因はありますか
メンバーの交代もあるかもしれませんが、前半から受けて受けてのディフェンスで少し体力的な問題もあったり、全体的にも元気を出そうというムードメーカー的なものもなかったり、チームが落ち込んでいたんだと思います。
――新しい戦術の完成度はいかがですか
まだまだ完成には至っていないですけど、大東大戦よりは速くセットできて、新しいフォーメーションも何度か通用していた部分もあるので通用するということを信じてこれからも完成させていきたいです。
――夏のオープン戦はこれで2連敗となってしまいましたが、チームとしての課題はありますか
大東大戦も帝京大戦もそうなんですけど、開始直後にやられるっていう立ち上がりの悪さはここ1年間ぐらいの課題としているので、開始10分の立ち上がりを改善するのが先決だと思います。
――個人の課題は何かありますか
この試合に関して言えば大外のブレイクダウンでCTBとかが取ったときに相手にプレッシャーをかけられてそこでペナルティーやターンオーバーを繰り返されていたので、ブレイクダウンに重点をおいて練習していきたいです
 

CTB飯野恭史(商4=東京・早実)
――帝京大戦というとでしたが、どのような気持ちで臨まれましたか
勝ったことがないので勝ちたかったですが、差がついてしまった試合となりました。
――春の帝京大戦と比べてみて差はありましたか
差はまだあります。まずいですね。
――後半無得点という結果についてはいかがですか
そうですね。BKとして課題が残った試合となりました。
――菅平ではどのようなことを意識していますか
チームでも個人でもそれぞれのテーマをもって、取り組んでいます。
――次戦の法大に向けて意気込みをお願いします
まだ出られるか分かりませんが、出ることができたら勝てるように頑張ります。
 

CTB勝浦秋(スポ2=愛知・千種)
――この試合を振り返っていかがでしたか
まずボールタッチの回数を多くするようにコーチ陣に言われていたのですが、それができなくてボールに触れませんでした。ボールを触っても、自分のもらい方が悪くて全然ゲインできなかったので、反省する点が多くありました。
――チーム全体としてはいかがでしたか
チーム全体としては、敵陣のゴール前でのアタックをしようということだったのですが、それもあまりうまく機能していなくて、これからまだまだ練習が必要だなと思いました。
――帝京大の印象はいかがでしたか
やはり一人一人が強いプレーヤーで、今回も一人一人が負けてしまってどんどん抜かれているシーンが多かったので、早大ももっと個人個人を強くしていかないといけないと思いました。
――特に後半に失速してしまった理由は何だと思いますか
体力的な面で疲れが出てきたことが一番の原因かなと思いますし、チャンスがあったのにそこできちんと取りきれていなかったかなというところです。敵陣でプレーしている場面もあったのですが、そこでちゃんとトライにつながらなかったので、そこでもっと確実にトライにつなげられるようにしたいです。
――夏合宿で特に力を入れていることは何ですか
僕が一番注意されるのは声を出せていないということで、コーチや先輩方に言われています。自分のことだけを考えるのではなくて、周りにも気を遣って、FWなどをどのように動かしたら良いかということや、アタックで自分がボールをもらいたいときに周りの選手をどこに配置して自分がボールをもらいやすくするかということなどを考えて合宿に臨みました。ですが、この試合でそれも不十分だったかなと思いました。
――残りの夏合宿期間や試合に向けて意気込みをお願いします
とりあえず、残っている法大戦で負けないことが第一条件ですし、その中で、自分の課題であった声を出すということを克服できたら良いかなと思います。
 

WTB荻野岳志(先理4=神奈川・柏陽)
――帝京大戦の振り返りをお願いします
前半は対等に戦えていたと思うのですが、やっぱり後半は大東大戦と同じように後半の疲れた時間帯で走れなくなって、数で余られてしまうというシーンが多くり点差が開いてしまったかなと思います。
――前半は早大ペースの時間帯もありました
アタックしているときは良いんですけど、ディフェンスに回ったときに受けてしまう時間帯があったので、そういったところで広がってしまったなと思います。
――ステップで抜き切れる場面があまりなかったように思いますが、その原因は何でしょうか
間合いがうまく取れず、自分の良いシチュエーションでもらうことができなかったので、やっぱり相手によって自分の得意なシチュエーションでもらえるようにならなきゃいけないなと感じました。

FB黒木健人教1宮崎高鍋
――試合を振り返って一言お願いします
相手の体が強いという部分で優位に戦われてしまって、前に前に出られていったので、そういった部分で負けてしまったのではないかと思います。
――前回の帝京大戦より点差が開いてしまう結果となりましたが、その要因についてはどのように考えていますか
相手の土俵で戦ってしまったということが開いてしまった要因かなと思います。
――前回の帝京大戦の際には、後藤監督から「思い切りの良さが出ていた」と評されていましたが、その点について今日のプレーを振り返っていかがでしたか
今回はディフェンスの部分ではあまり(タックルに)入れる部分は無かったのですが、しっかりコミュニケーションを取れてディフェンスができたので、成長できていた部分はあったのではないかと思っています。
――その他アタック面も含めてご自身のプレーを振り返っていかがでしたか
まだまだボールタッチの部分、ボールをもらえる回数が少なかったです。なのでもっともっともらえるようになって、良いアタックをしていいボールをWTBに渡すことができるようになればと思っています。
――残りの夏合宿をどのように過ごしていきたいでしょうか
体作りという面で、しっかりご飯を食べて最後の法大戦に向けて最後まで体を当てて守っていきたいと思います。
 
プロップ光川広之(スポ4=神奈川・公文国際学園)
――帝京大と当たって、相手の実力をどのように感じましたか
スクラムやブレイクダウンでプレッシャーをかけられてしまいましたね。
――帝京大のスクラムはいかがでしたか
相手は後ろも重さがあるので、いかに負けないかということが今後大事になってくると思います。
――春や昨年と比べて、帝京大との差はどう変わったと思いますか
僕は春ケガをしていて帝京大とはやっていないんですけど、今回初めて帝京大とやって想像以上に1対1で負ける部分があって、そこは今後改善していかなければいけないなと思います。
――いま個人的に重点を置いてやっていることはありますか
落ちないスクラム、8人全員で組むスクラムというのをやっています。
――合宿も残りわずかです。どのようにこの合宿を締めたいですか
スクラムでどれだけ負けないか。それだけを意識してやっていこうと思います。
 
フッカー清水新也(スポ4=宮城・仙台育英)
――帝京大と当たって、相手の実力をどのように感じましたか
個々ですごく差があると感じました。
――この試合で目標としていたことは何でしょうか
Aチームに関しては、後半から出場したんですけど、前半が予想していたよりも均衡した点差でした。後半は流れを安定させるためにセットプレーをちゃんと決めたかったんですけど、僕がミスを重ねてしまって流れを崩してしまったので、後半流れが悪くなってしまったのは僕のせいだと思います。
――先週の大東大戦の後もラインアウトの練習をされていました。この合宿で取り組んできたことなのでしょうか
昨年からずっと課題にしているところなんですけど…。あまり試合でうまくいかないので、とにかく継続して練習します。なんとか形になるように頑張ります。
――帝京大のスクラムや接点での圧力はいかがでしたか
スクラムはルールが少し変わったところがあって、僕がもうちょっとコントロールしなきゃいけないんですけど、できなくて押されてしまって、大東大戦でもそれがあったので、フッカーとしてそこをコントロールしなきゃいけないと思います。
――春や昨年と比べて、帝京大との差はいかがでしょうか
後藤監督も言っていたのですが、決して自信を失うことはないと思うので、差がそんなに広がっているとは思いません。自分たちのやることをやって、この試合に関しても反省して秋に臨みたいと思います。
――合宿も残りわずかですが、どのように締めたいと思っていますか
もう一試合あるので、どのカテゴリーで出るかわからないですけど、全力でやります。まずはフィールドプレーで自分のリズムをしっかり作って、セットプレーを安定させていきたいと思います。