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2023

『宿敵相手に大敗 リベンジならず』

8月24日 夏季オープン戦 対帝京大B 長野・サニアパーク菅平
 
 春に帝京大Bに1点差で破れリベンジに燃える早大B。先の夏季オープン戦で大東大Bに快勝し気合、熱意ともに十分で挑んだ今試合は波乱の展開となった。開始1分、グラウンドには相手のトライを知らせる笛が響き渡る。それを皮切りとして力強いオフェンスに対抗できず追加点を次々に許し、前半を0―45で終えた。メンバーを入れ替え迎えた後半20分、意地で7点を返すも流れをつかみ取ることができずチャンスを生かせない。結果、7―76という大差で夏の大一番は幕を降ろすこととなった。
 

 「切り替えができなかったというところが一番」とロック千葉巧也ゲームキャプテン(スポ4=宮城・仙台三)は語った。開始直後ターンオーバーされ、相手が蹴り込んだボールは真っ直ぐに早大側のインゴールに転がり、そのまま抑え込まれ先制点を許す。続く自陣5メートルラインアウトのピンチもFWに近場を攻め込まれ防ぐことができない。立て続けに失点を喫し、流れは完全に帝京大Bにあった。激しいコンタクトを前にディフェンスは甘くなり突破されるシーンが目立つ。ハンドリングエラーも相次ぎ、本来のプレーを取り戻すことができないまま、計7トライを捧げ試合は後半戦に突入する。
 
 前半の反省は後半で生かされた。雨に見舞われる悪条件の中、7点は追加されたものの、奮起した選手たちはチャンスをつくり出していく。そして後半20分、SO浅見晋吾(スポ3=神奈川・桐蔭学園)のハイパントキックを捕球した相手に対し、早大Bのタックルがさく裂しターンオーバー。左に展開するとそのままCTB盛田志(スポ3=広島・尾道)がゴールに飛び込む。キックも成功しようやく7点を返した。しかし反撃の勢いは続かず失速。今後への課題を多く残し、選手たちはピッチを7-76という成績で後にした。
 
 勝利を強く意識して臨んだこの試合。だが現実は帝京大Bのプレッシャーに気押され、タックルやハンドリングでミスを連発。学生王者に対しゲームを通して手も足も出ず、実力の差を見せつけられる結果となった。しかし、だからこそこの大敗はチームをもう一度見つめ直すきっかけとなるはずだ。このままでは終われない。赤黒を目指す選手たちの反撃が始まるのを期待したい。
 
 
(早稲田スポーツ新聞会 田中智)
 

コメント
ロック千葉巧也ゲームキャプテン(スポ4=宮城・仙台三)
――この試合を振り返って一言お願いします
この試合をターゲットに夏合宿をやってきて、CチームとDチームがいい試合をしたなかでふがいない試合をして申し訳ない気持ちです。
――ゲームキャプテンを務められていましたがきょうの試合運びはどのようにしようと考えていましたか
練習から調子の良い選手が多くてその中で序盤にうまくいかなかったときに自分を中心にチームを良い方向に変えてあげられなかったのが敗因にもつながったかなと思います。本当はもっとシンプルなラグビーで、前に出るタックルで止めて行くはずだったのですが少し受けてしまったかなと思います。
――前半では帝京大に大量の点を許してしまうかたちになってしまいましたが
まずファーストトライ、セカンドトライを取られてしまった後に、自分がチームを変えることができなかった、そのままずるずるといってしまいました。
――後半戦は相手チームに大差をつけられることなく終えましたが
ハーフタイムに後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)のほうからもっとできるという言葉をいただいてみんな少しは奮起したかなと思います。
――一番の敗因は何であったと思いますか
切り替えができなかったというところが一番だと思います。相手に点数を取られた後に、そのまま悪いプレーが続いてずるずると点を取られてしまいました。
――春の大会では一点差で敗れてしまった相手でしたが、どのような気持ちで臨みましたか
今回勝ち切るつもりだったのですが、みんな自分にベクトルを向けられなかったということがこのような結果になったかなと思います。
――この試合を生かして次回修正したいことはありますか
チーム全体、特に自分も声だけではなくプレーで証明できるようにこれから少し練習をやっていきたいと思います。
 

SO浅見晋吾(スポ3=神奈川・桐蔭学園)
――
率直にいまのお気持ちを教えてください
春は結構いい試合ができたので夏にリベンジしようとしたのですが、結果だけ見たらボロ負けなので、実力の差を感じています。
――前半は圧倒されるかたちとなりましたが要因はどのようなところにあるのでしょうか
ディフェンスの部分で前に出ようとしたのですが、逆に相手に前に出られてしまい、そこで引いて守ってしまったのがあの失点につながってしまったと思います。
――ハーフタイムの修正点はどのようなことですか
とにかくディフェンスの部分で引かずに守るという部分を共有しました。
――後半はある程度戦えていた部分もありましたが振り返ってみてください
そうですね、ある程度は改善できていたのですが、やっぱり実力差が最後に出てしまいました。
――キックの精度はいかがでしたか
本当はもうちょっと前の選手に楽をさせてあげたかったのですが、余裕を持って蹴られなかったです。
――この合宿の成果が表れた部分はありますか
全体的に出てなくはなかったのですが、要所で相手に上回られてしまいました。
――これから改善するべき点などはありますか
ここまでやってきたことは間違いないので、あとは監督(後藤禎和監督、平2社卒=東京・日比谷)を信じて突っ走るだけです。
――最後に残りの合宿期間への意気込みをお願いします
まだBチームなので、赤黒目指して頑張ります。