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2023

【部員紹介/第29回】松下慶伍(2年・PR/LO・早稲田実業)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する24年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第29回は松下慶伍(2年・PR/LO・早稲田実業)。


取材:庄司菜々子 構成・写真:早稲田大学ラグビー蹴球部広報


仲間と喜ぶ幸せ。

穏やかな人。インタビューをするまで、私が彼に対して抱いていたイメージはこれだった。今まであまり話したことがなく、遠くから見ていただけの彼のイメージは周りの人とのバランスが取れた優しい青年であったが、今回のインタビューを通して彼の内に秘められた熱い思いを知ることができた。

父親が早実、早稲田の出身だったこともあり、小さい頃から身近な存在で自然と憧れの気持ちが芽生えていた。なんとなくラグビーを意識していたところ、小3で母親の知人にスクールを紹介してもらうことでラグビーを始める。

今でこそフォワードとしてスクラムを押すが、高校時代まではCTBFBをやっていたそうだ。大学からフォワードに転向した理由は「スクラムがかっこいいと思ったから」。今はスクラムで押し勝ったりターンオーバーをして仲間と喜んだりする瞬間がすごく楽しいとうれしそうに語ってくれた。

そんな彼も大学でラグビーをやることは悩んでいたそうだ。やることに決めたきっかけは高校3年の花園予選都会会決勝。東京高校に負けて花園を逃したことで、このままラグビーを終えるのは不完全燃焼だと感じ、その日のシャワールームでチームメイトに「大学でもやる」と宣言したと語る。

また、中学時代の東京都選抜や高2で出場した花園で、チームとしては第一グラウンドで試合をしたものの自身はベンチで出られなかった悔しさも大学で続ける原動力になったそうだ。大学でもプレーを続ければ、いつかあの因縁の場所でプレーすることができるんじゃないかいう期待を抱いている。

今年はとにかく試合に出てアピールし、少しでも上のチームになれるように頑張ると決意を固める。新人練の時は本当にきつく、正直入部がゴールだと思っていた。でも今は、ゴールはまだ先で自分は今やっとスタート地点に立ったと思っている。

そんな彼の今後の活躍に期待したい。