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2023

【ジュニア選手権/帝京大学戦観戦記】

 

帝京大Bを撃破 待望のジュニア選手権初勝利を手にする!

 

Aチームが関東大学対抗戦(対抗戦)で帝京大に敗北してから、わずか4日後。早大Bは帝京大Bと対戦した。早大Bは試合開始直後に先制を許すが、前に出るディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、徐々に自分たちのリズムをつくっていく。前半終了間際には立て続けにトライを決め、28-14で試合を折り返した。後半は順調にトライを重ね、一時は30点差に。残り10分から4連続トライを奪われてしまったものの逃げ切りに成功し、49-45と関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)初勝利を収めた。

 

対抗戦の帝京大戦を受けて「自分たちが流れを断ち切って、チームにもいい流れをもたらそう」(ロック大﨑哲徳ゲームキャプテン、文構4=東京・国学院久我山)という意気込みで臨んだこの試合。帝京大Bに先制を許してしまったが、前半15分、早大Bは敵陣22メートルラインアウトからフェーズを重ねて前進し、最後はSO久富連太郎(政経2=島根・石見智翠館)が抜け出してトライ。そこからは両者譲らず、トライを奪い合う展開となる。

 

帝京大Bには何度もトライラインまで迫られるが、15人全員が前に出るディフェンスで要所は押さえ、ピンチを切り抜けた。前半36分には、敵陣でのラインアウトから左に展開し、ラストパスを受けたフランカー田中智幸(政経4=東京・早大学院)が相手をかわしてグラウンディング。ラストプレーでは、またも久富がトライを奪取し、14点リードで前半を終えた。

 

この日コンバージョンキックをすべて成功させた小泉

 

後半開始直後、久富が敵陣に向けて蹴ったハイパントを、途中出場のWTB遠山拓(教4=東京・国学院久我山)がうまくキャッチし、そのままインゴールを駆け抜けた。幸先良く得点すると、その後も2トライを重ねる。さらに、FB小泉怜史(文構3=東京・早実)のキックがさえわたり、この日7本のコンバージョンキックをすべて決め、一時は49−19と帝京大Bを大きく突き放した。ところが、試合終了まで残り10分から帝京大Bの逆襲にあい、4連続トライを許してしまう。それでもリードを守り切った早大Bは、49−45とコンバージョンキック2本の差で帝京大Bに勝利した。

 

トライを取るSH清水翔大(文1=東京・早実)

 

「接点のところで全員が戦い続けた」と大﨑が話すよう、15人で体を張り続けられたことが早大Bの勝利の要因だ。もちろん、後半30分から終了までの10分間で連続トライを決められてしまったという反省もある。しかし、Bチームがジュニア選手権で初めて勝利を収めたこと、そして帝京大Bに勝ち切れたことがチームにいい影響を与えたことは間違いない。

 

ジュニア選手権も残すところあと1試合。チームとしては、対抗戦の早慶戦と早明戦も控えている。早大として日本一を目指すため、Bチームからチームを盛り上げるため、この試合で得たものを次戦に生かし勝利につなげたいところ。次戦の東海大戦でも、早大Bに必要なものは勝利のみだ。

 

記事:内海日和 写真:水島梨花(早稲田スポーツ新聞会)