早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

Beat Up

2024
  • SpoLive

U20日本代表インタビュー

南アフリカで6月24日から7月14日まで開催された20歳以下の世界大会「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ」に、弊部からは栗田文介(2年)、野中健吾(2年)、矢崎由高(1年)が選出され、世界の舞台を戦い抜きました!

そこで今回は、世界と戦ってきた感想、そして今後の意気込みなどについてインタビューを行いました。

ーー南アフリカはどうでしたか?

栗田:涼しくて快適でした。僕たちが訪れたケープタウンはかなり都会だったと思います。食事面では、ステーキや日本食もあったのでよかったです。

野中:気温も高くなく、過ごしやすかったと思います。また、協会の方がいろいろサポートしてくださったので、ストレスなく生活することができました。

矢崎:非常に過ごしやすかったです。また、ホテルの方々が準備してくださった食事はとてもおいしかったです。

ーー海外遠征は初めてでしたか?今まで海外遠征の経験があれば、今回はどのような違いがありましたか?

栗田:僕は初めての海外遠征でした。レフリーの方が外国人なので、普段の日本での試合よりもコミュニケーションがとりづらいように感じました。

野中:5月に訪れたサモアはすごく暑かったのですが、南アフリカは涼しくラグビーに適していて、プレーしやすかったと思います。

矢崎:高校日本代表の遠征はヨーロッパ、今回のU20日本代表の遠征はアフリカでした。今まで行ったことのないところに行けてよい経験になりました。

ーー続いて試合についてお伺いします。今回の大会におけるチームジャパンのテーマや目標があれば教えてください。また、ニュージーランド戦では野中選手がキャプテンでしたが、いかがでしたか?

栗田:FWはセットプレーの低さと速さで勝つということを、チーム全体としてはキックでエリアを取ることを目標にしていました。ディフェンスでは体の大きい相手に対して低く、そして前にしっかり出ることを意識していました。ニュージーランド戦で健吾がキャプテンだったときは、同期として非常にうれしかったです。

野中:「信長の心」を持ち、海外の体の大きい選手に対して「容赦しない」ことを目標にしていました。ニュージーランド戦ではキャプテンを務めましたがそこまで気負わず、まずは自分のプレーに集中して、その次にチームをまとめるように心掛けていました。自分で、というよりも「チームで戦う」のは意識していましたね。

矢崎:健吾さんがキャプテンだったときは、やはりチームの誰よりも頼れる存在でした。

ーー印象に残った試合、場面があれば教えてください。

栗田:まずはウェールズ戦。スクラムやモールで大きい相手を圧倒できたシーンが印象的でした。そして、出場はしていませんがフランス戦も印象に残っています。前半は相手に圧倒されましたが、後半で修正できたと思っています。世界一の相手にもスクラムを押せていたし、モールでトライも取れていたので、自信をもって次のウェールズ戦に向かうことができました。

野中:ニュージーランド戦です。前半20分でリードする場面があったので、ジャパンの世界に通用する部分があることを再認識できました。

矢崎:フランス戦です。同年代の選手とのレベルの差を一番感じた試合でした。今まで試合をしてきた相手の中で、一番強い相手だったと感じています。

ーーこの期間を通して、お互いの印象は変わったりしましたか?

栗田:健吾は意外とリーダーシップがありました(笑)矢崎は先輩ともフレンドリーに絡んでいるし、ランスキルが非常に高く、活躍していたのが印象的でした。

野中:文介は意外とノリがよくて、初対面の人の中でも自分を出せていたところを初めて見た気がします。今までそういう部分を見てこなかったので、意外でした。矢崎は生意気でしたね(笑)

矢崎:文介さんは周りの波長に合わせて行動できるんだということに気づきました。健吾さんは全員の前に立って仕切るという感じではないですが、陰でチームを回して均衡を保ってくれていたように思います。チームの精神的支柱でした。

ーーオフはどんなことをしていましたか?

栗田:サファリに行きました。象の迫力がすごかったです(笑)あとはショッピングできるところに行って、お土産や好きなものを買ったりしていました。

野中:サファリに行ったほか、山登り、チームアクティビティなどもしました。それによって、チームの一体感も高まったと思います。

ーー矢崎選手は唯一の1年生でしたが、どうでしたか?

矢崎:1年生だということが不利になることはまったくなくて、逆にのびのびと自由にプレーさせてもらえたと思っています。

ーー1月から何度も合宿や遠征を重ねてきたと思いますが、自身が成長したなと感じるところや、早稲田でも活かせると感じたことはありますか?

栗田:大学に入ってからは早稲田だけでしかラグビーをしていませんでしたが、いろいろなコーチから新たな情報や知識を得ることができたのでラグビーIQがアップしたと思います。また外国人選手と実際に戦ってみて、大きい相手に対して低さと速さで勝負することが大切だと身をもって感じました。

野中:他大学の個性のある人たちとラグビーをすることは難しい場面もありましたが、最終的にはチームがひとつになり、いい方向に進むことができたと思います。強い相手に対しても恐れない心を持つというマインドも身についたと感じています。

矢崎:僕は4月から(U20合宿に)参加させていただきましたが、今まで一緒にプレーしたことのないレベルの高い人たちと、受けたことのない指導を受け、自分のラグビーの視野が広がった気がしています。自分たちよりも大きくて強い相手にどのように戦うかが少しわかったと思います。

ーー最後に、日本から応援してくださったファンの皆様に一言お願いします。

栗田:いつも応援ありがとうございます。試合には勝つことができず悔しい結果になりましたが、U20日本代表の活動を通して多くのことを吸収し、成長できました。今回学んだことを早稲田にも還元して、荒ぶるに向けてこれからも精進していきます。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

野中:U20日本代表の活動期間、応援していただきありがとうございました。この海外遠征で得たことをこれからの試合で生かせるようにこれからも頑張っていきます。応援よろしくお願いいたします。

矢崎:応援ありがとうございました。この遠征では思ったような結果が出ませんでしたが、今年度の早稲田での活動では結果という形で皆さんに感謝を伝えたいと思います。これからもご声援よろしくお願いいたします。

海外遠征を通してレベルアップした3人の今後に、ご期待ください!

文:早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム、写真:日本ラグビーフットボール協会