早稲田大学ラグビー蹴球部WASEDA UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL WEBSITE

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2024

2023ワセダへの道-受験体験記-

平素より早稲田大学ラグビー蹴球部に温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

受験生の皆さんにとっての、「勝負の夏」を迎えている今、受験勉強に本腰を入れる時期になっているかと思います。

早稲田大学は、一般入試はもちろん、学科試験だけでは測れない能力に秀でた者にも門戸を開いており、多様な入試制度が設けられています。

現役・浪人の一般受験、附属や系属からの進学、ラグビーの経歴を活かして自己推薦で合格をつかみ取った者…。入学の仕方は人それぞれです。

今回はフレッシュな1年生11名にフォーカスし、彼らがどのようにして早稲田大学への合格を掴み取ったのか、聞いてみました!

多様なバックグラウンドをもつ彼らの合格体験記を、ぜひご覧ください!この体験記が、早稲田ラグビーを目指す方の心の支えになれば幸いです。

※入試方法は2023年度入学の部員が体験したものとなります。入試方法は変わる可能性がありますので、受験の際には事前に必ず大学公式サイトでご確認ください。

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☆進路に関わるご相談がありましたら、こちらまでお問い合わせください。

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  • ◇一般入学試験
  • ◇共通テスト利用入学試験
  • ◇指定校推薦入学試験
  • ◇総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)
  • ◇内部進学(附属・系属校)

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◇一般入試

全学部が実施しており、原則として3教科入試です。教科・科目は学部・学科によって異なります。

狹間大介

ポジション:CTB
学部:スポーツ科学部
出身校:福岡高校

ワセダを志望した理由 
高校時代に優れた実績がない選手でも活躍できるのが早稲田大学だと思ったからです。花園に出ていない選手でも、自分の努力次第で赤黒のジャージを掴んだ選手が何人もいるという早稲田の文化に心を掴まれました。

▶ワセダに入って良かったこと
支給品が手厚いことです。スパイクや練習着、プロテインなどが支給され、ラグビーに集中して打ち込める環境です。支給品が手厚い分、色々な人の支援のもとでラグビーができることを実感できます。

高校3年次の1日の過ごし方
花園予選が終わってからの1日のスケジュールを紹介します。

6:30〜7:30 起床、朝ごはん、身支度
★電車の中では英単語帳、古文単語帳スマホを触るくらいなら寝た方がいいです。寝るか勉強するかにしましょう。

8:50〜15:40 学校
★受験に必要な科目の授業で寝るくらいなら睡眠時間を増やしてください。授業で寝てしまっては元も子もありません。

〜18:00 学校で自習

19:30 帰宅

〜21:00 お風呂、夜ご飯

21:00〜23:30 勉強

23:30〜 歯磨き、翌日の準備

0:00 就寝

合格に一番大切なこと
自分は合格すると思って勉強すること。楽観的になってもいいので最後まで自分を信じることです。落ちるかも、浪人するかもといった不安に身を委ねるのは楽ですが、本番では何の役にも立ちません。受験期においてストレスになるだけで無駄です。自分は合格できると思って諦めずに最後までやった人が受かります。自信を持って取り組めば勉強も楽しくなると思います。心の持ち様一つでかなり変わります。

▶受験期のモチベーションの上げ方 
対抗戦シーズン、選手権シーズンだったので休憩がてら早稲田の試合を見ていました。赤黒を着ている先輩の姿がとても励みになりました。あとは寝る前に早稲田でラグビーをしている自分を想像していました。自分は早稲田でラグビーをするんだと強く言い聞かせてポジティブな気持ちで眠りにつくようにしていました。

受験生に向けてのメッセージ
散々自信だの楽観的だの書きましたが、私は共通テストで失敗しました。自己採点をして、自分の期待通りの点数にならず、心の底から絶望しました。直前の模試ではA判定が3つ続いていたのに、本番はD判定。現実が受け入れられなかったです。私が失敗した科目は国語で、解いている途中で焦ってしまい、いつもはしないようなミスをしたのに加え、一回選んだ正解の選択肢をもう一度選び直して10点以上落としました。

私が言いたいことは2つです。本番で焦らないでください。今までやってきたことをやれば必ず得点できます。もう一つは、うまく行かなくても最後まで諦めず、全力を尽くしてください。私は小論文での逆転に賭けて毎日学校で先生に添削をしていただいていました。受験まで1ヶ月しかなくても、この1ヶ月死に物狂いでやるか、もう1年やるかなら皆さんはどちらを取りますか?

最後まで諦めなければどうにかなります。焦らず、諦めずに頑張ってください。

野島信太郎

ポジション:FL
学部:教育学部
出身校:東海大学付属大阪仰星高校

ワセダを志望した理由  
数学の教員になれることとラグビーで本気で日本一を狙える環境でプレーしたいということの2つを両立することができる大学に行きたかったからです。高1の時に、早稲田が大学選手権で優勝した姿を見て、数学科に入りつつ活躍している先輩もいたので、両立できる早稲田に魅力を感じました。

▶ワセダに入って良かったこと
レベルの高い生徒が多いことです。意識高く自分の将来の夢に向けて、勉強したりしているのをみて改めて頑張ろうと思うことができます。
ラグビー部では、支給品の質がとても良いのと集中してラグビーに打ち込める環境があり、ワセダに入ってよかったなと思いました。

高校3年次の1日の過ごし方
起床 
朝勉/自主練(余裕あるとき)or登校(基本)
8:30~ 授業
16:00~ 練習
(7限がある日 16:20~練習参加)
(8限がある日 19:00~練習参加)
21:30    風呂・ご飯
22:30 勉強
1:30   就寝

朝練というのは基本なく自主練習する感じだったので、基本ギリギリまで寝ていました。余裕がある時は朝は勉強するか自主練に行くかどちらかでした。

 8:30から19:30までは学校。みんなより1時間授業が多いコースだったので遅れて練習に参加することが多くありました。練習の遅れを取り戻すために、全体練習が終わってから自主練に取り組んでいました。

帰宅して風呂やご飯など諸々済ませて22:30から勉強開始して1:30くらいには就寝してました。

浪人時代の1日の過ごし方
9:00~19:00 予備校の授業
21:30~ 予習復習

浪人時代は9:00〜19:00までは予備校の授業。その後は、環境を変えたかったので自習室には残らず家に帰り、21:30くらいから予習復習。隙間時間は単語などを見ていました。

土日は家で勉強して、疲れたらちょっと休憩して、を繰り返していました。

▶浪人時のラグビーとの関わり方
体を動かすことは全くなかったです。
野中健吾(2年/CTB)を含め、高校時代の同期に1年生からスタメンで出場してる選手が多かったので、同期たちが出場してる試合は必ず見ていました。
後輩の公式戦も見ていました。身体を動かすより見ることしかしてなかったです。

▶合格に一番大切なこと 
最後の結果が出る瞬間までやると決めたことはやり続けることと切り替えが大事です。
浪人生などは特に余裕があるからだらけてしまうことがあるので後悔なくやり続けること、休憩時と勉強時の切り替え、きちんと集中して勉強するために切り替えることが合格に必要だと思います。

受験期のモチベーションのあげ方
来年の4月に自分が志望校に入学していろんなことをしていることをイメージして、今勉強をサボると描いているイメージがなくなると思い続けてモチベーションをあげていました。
サボりそうな時も同じ志望校のライバルが今も勉強して自分に勝とうと頑張ってると想像すると負けられないとなり、頑張ることができました。

受験生に向けてのメッセージ
高校2年生以下は1年間以上まだ余裕があると思ってる方も多いと思いますし、自分自身も思ってましたが、入試まであっという間に訪れます。
人生に1回しかない高校生活を存分楽しみつつ、少しでも勉強はしておきましょう!
高校3年生は同級生に大学受験を目指してる友達がたくさんいると思います。友達と共に切磋琢磨し、常にモチベーションを上げながら最後まで悔いのないように頑張ってください!
浪人生は自分も体験してきたのですが、本当にしんどい時間が多くあると思います。
けれど合格してしまえば、それも笑い話にもなるし、それを乗り越えた自分は絶対にしんどい状況でも頑張ることができる自信がつくので、最後に笑えるように頑張ってください!

阪本直輝

ポジション:グラウンドサポートスタッフ
学部:商学部
出身校:東京都市大学等々力高校

ワセダを志望した理由
ワセダクラブで4歳のころからプレーしていたので、近くで先輩方の練習している姿を間近で見ていました。自然と早稲田への憧れの気持ちが湧き、いつかはアカクロを着たいと漠然と思っていました。しかし、怪我の影響で15歳で選手を引退し、レフリーとして活動し始めたのでスタッフとしてワセダの勝利に貢献したいと思いました。

▶ワセダに入って良かったこと
他の大学と比べて全国から様々なバックグラウンドを持った人達が集まるので、非常に新鮮に感じました。また、日本一を目指すという環境は大変ではありますが、とてもやりがいがあり、生活が充実しています。

高校3年次の1日の過ごし方
自分は自宅で集中して勉強できるタイプではないので、主に学校の授業が終わった後に、教室で残って勉強をしたり、予備校の自習室を利用していました。
また、英単語帳や古文単語帳、日本史の一問一答などの小さくて邪魔にならない参考書は、移動時間や授業の間の休み時間を有効活用していました。睡眠時間に関してですが、個人的には睡眠時間を削って勉強をして日中の授業や勉強に支障が出てしまうよりは、しっかり睡眠時間を確保した方がよいと思います。

合格に一番大切なこと
早稲田大学の入試問題は他大学と比べて、より多くの知識が問われており、また学部ごとに傾向が大きく違います。そのため、自分の志望学部の過去問研究は入念に行いましょう。具体的な例としては、頻出分野を過去問分析で確認し、もし苦手分野があるのであれば徹底的に克服をしましょう。また、過去問演習の際はとにかく時間配分を意識して行うようにしましょう。
そして、精神的な点を挙げると、とにかく楽観的になることはとても大切です。受験直前期になると誰もが焦りを感じてしまうものです。そんな時に、「自分はワセダに合格する運命にある」ぐらいの精神状態でいた方が集中して勉強できます。

▶受験期のモチベーションの上げ方
自分は長く集中できないタイプなので、オン・オフの切り替えを大切にしていました。
対抗戦や大学選手権の試合を観たり、チームのSNSを定期的にチェックしたりして、気分転換をしていました。

受験生に向けてのメッセージ
実は自分は過去問演習で一度も合格ボーダーを超えたことはありません。そんな自分でも受験直前まで、諦めずに勉強したことで無事にワセダに合格することができました。「浪人すればいいや」や「滑り止めの大学でもいいや」という考えが頭をかすめることもあるかもしれませんが、最後まで自分の力を信じて諦めないでください。
また、受験というものは周りの人の協力がなければ決して成り立ちません。家族や学校の先生、友達などに感謝の気持ちを持って受験に挑みましょう。
来年、上井草でお待ちしています!

◇共通テスト+競技歴方式

スポーツ科学部が実施している入試形態であり、大学入学共通テストの成績と書類選考の成績の合計で判定されます。

鈴木寛大

ポジション:WTB
学部:スポーツ科学部
出身校:倉敷高校

ワセダを志望した理由
大学で高いレベルでラグビーをしたいと思っていたこと、また幼い頃から早慶戦、早明戦をみていた影響で魅力を感じ、目指してみようと思ったのがきっかけです。
また、高校3年時の9月頃から本格的に勉強を始めました。

▶ワセダに入ってよかったこと
他大学に比べて、環境が充実していることと、意識の高いメンバーに恵まれていることです。それに加えて、あらゆる背景の選手がいますが、平等にラグビーをすることができる素晴らしい環境です。

合格に一番大切なこと
勉強の妨げになるものの大概は自分自身だと思います。自分の中にある、楽したいと思う気持ちをどれだけ我慢するかが大切です。自分を自制することは勉強の集中力にも繋がるので、我慢することができれば合格に大きく近づくと思います。

高校3年次の一日の過ごし方
平日は主に下記の通りです。

3:00~5:00  起床、勉強
5:30~7:50  練習、ミーティング
8:00~19:00  朝食、学校
19:00~20:00  練習
20:00~23:00  勉強、夕食、風呂、就寝

休日は基本、起きてから寝るまで、生活で必要なこと以外の時間は勉強していました。

▶ラグビーと学業を両立するコツ
スキマ時間の有効活用が大切だと思います。暇な時間を作らないように意識して毎日を過ごしました。私の場合では、トイレ中でも教材を開いたり、週末は部活動の遠征が多くありましたが、移動時間や宿泊施設でも関係なしに勉強することを意識しました。

受験生に向けてメッセージを
自分のやりたいことができるようになるまでは辛抱ですが、どうしても辛い時は誰にでもあると思います。そんな時は、将来アカクロを着て、試合に出ている自分を想像するなどして、楽しいことをたくさん思い浮かべてみてください。私はそうすることでモチベーションや、やる気をあげることができたので、みなさんにもできるはずです。早稲田でお会いできるのを楽しみにしています。

杉本安伊朗

ポジション:PR
学部:スポーツ科学部
出身校:國學院久我山高校

ワセダを志望した理由・時期
中学生の時に早慶戦を観て憧れを抱き、本気で日本一を目指せる早稲田に魅力を感じて志望しました。

▶ワセダに入ってよかったこと
良い仲間や尊敬できる先輩方に出会えたことです。仲間や先輩が、こだわりを持って日本一のために練習に取り組む姿や文武両道に励む姿に自分は刺激を受けることが多くあります。

合格に一番大切なこと
早いうちから勉強を始めることと、人を頼ることです。
私の失敗談をふまえて伝えたいと思います。私は高校1年生の時から総合型選抜を利用しようと考えていました。それに必要な評定をとるための勉強とラグビーをしていました。そして、高校3年になってから本格的にその入試の準備をしたのですが、色々とあって夏に一般入試に切り替えることにしました。それまで一般入試の勉強をほとんどしていなかったので夏からのスタートでした。結局、先生や友達に相談せず闇雲に勉強をしてしまったことで合格することができませんでした。
今振り返ってみると、高校のラグビー部の同期で現役で合格した人は1年生から勉強を続けて先生に質問しに行ったりしていました。
早いうちから目標を決めぶれずに努力を続けること、そして積極的に周りを頼ることが大切です。

▶高校3年次の一日の過ごし方
6:00  起床、単語、朝食
7:30~8:30 自習室
 ー授業ー
13:00~14:00 勉強
 ー部活ー
20:00~23:00 勉強

▶浪人時代の一日の過ごし方
6:00 起床
~7:30  勉強、朝食、準備
移動40分 単語
9:00~15:00 予備校の授業
15:00~20:00 自習室
22:00~24:00 勉強、復習、単語

集中力は長く続かないので、勉強の合間に15分程度の仮眠をしたり、散歩に行ったりしていました。特に夜は眠くなってしまうので、その日にやった内容を誰かに説明するように声を出して復習していました。単語は1日のノルマを決めて授業の合間や移動時間になるべく覚えるようにし夜テストするようにしていました。

浪人時のラグビーとの関わり方
夏まで週1回、社会人のクラブチームで練習や試合をしていました。それ以降はリフレッシュ程度にボールを触っていたぐらいでした。特に秋以降は、勉強が忙しくなってしまいほとんど運動をしてませんでした。
今、僕は体づくりに苦労しているので、特に浪人生はなるべく運動することをお勧めします。

▶ラグビーと学業を両立するコツ
時間を有効活用することだと思います。部活をしていると勉強に使える時間が限られてくるので、隙間時間を活用することや分からないことを放置しないなど効率よく勉強することが大事だと思います。

▶受験生に向けてメッセージを
受験勉強はしんどいことばかりですが、どんな状況でも最後までやり切ることが大事だと思います。思うようにいかないことがあっても自分を信じて、支えてもらってる人へ感謝の気持ちを忘れず頑張ってください!

◇指定校推薦入学試験

学部ごとに指定した高校の学校長からの推薦者について入学を許可する制度であり、指定校は原則として毎年見直しがなされています。
【実施学部】政治経済、法、教育、商、国際教養、文化構想、文、基幹理工、創造理工、先進理工、人間科学

新井瑛大

ポジション:PR
学部:教育学部
出身校:大阪桐蔭高校

ワセダを志望した理由・時期
中学生の時から憧れを持っていて、通っていた大阪桐蔭高校に早稲田大学の指定校の枠があることを知って、挑戦してみようと考えました。
準備を始めたのは高校2年の3月頃です。

ワセダに入ってよかったこと
高校の時と違い、グラウンドやウエイト場が寮のすぐそばにあるなど、ラグビーにより集中できる環境が整っていることです。

高校3年次の一日の過ごし方
7:00 起床
8:00~18:00 授業
18:00~19:00 練習
20:00~22:00 勉強、ウエイト
23:00 就寝

部活で忙しい中、いい成績を修める秘訣 
部活で帰る時間が遅くなってしまうので、なるべく授業内で理解できるように努めていました。家に帰ったらその日の復習を行い、その後はテストに向けて勉強していました。
さらに大阪桐蔭では毎朝英単語や漢字の小テストがあり、そこでコツコツ積み重ねて覚えていくことができたのも良かったと思います。

▶受験生へのメッセージ
日々の積み重ねが大事だと思うので、一日一日を大切に頑張ってください。

佐々木篤真

ポジション:CTB
学部:法学部
出身校:福島高校

ワセダを志望した理由・時期
父が早稲田のラグビー部出身ということもあって、小さい頃からよくテレビで早稲田の試合を見ていました。ですが入部したいと具体的に考えるようになったのは高校生になってからです。福島県選抜などに呼ばれた際に、レベルの高い人たちと一緒にラグビーをする楽しさを知り、日本一を目指すような環境で自分を磨いてみたいと思って志望しました。

ワセダに入ってよかったこと
周りの人の意識が高いということです。1人だったら妥協してしまっているような場面でも、もう1本やろう、もっと追い込もうという同級生や先輩の姿に鼓舞されることがよくあります。

高校3年次の1日の過ごし方
行き帰りの電車での時間や休み時間に英単語や古文単語をやったり、スキマ時間を有効に使うように意識していました。また自分は家だとあまり集中できないタイプなので、早めに登校して学校の図書館で勉強することを日課にしていました。

平日のスケジュールは下記の通りです。
5:30~6:30  起床、朝食
7:00~8:30  勉強
8:30~16:00  学校
16:30~19:00  練習
20:00~24:00  勉強、夕食、風呂、就寝

部活で忙しい中、いい成績を修める秘訣 
帰宅後は疲れて勉強に時間をそれほど割けないので、とにかく授業中や休み時間に予習や課題などを終わらせて、帰ったらその日の復習をするように意識していました。
定期試験では、得意な国語系の科目は前日に復習する程度で、苦手な数理系の科目になるべく時間をかけるようにしていました。苦手教科でいかに耐えるかが成績を安定させるコツだと思います!

▶受験生へのメッセージ
部活と勉強の両立は本当に大変だと思いますが、この1年間の努力で将来が変わると信じて頑張ってください!充実した大学生活がきっと待っていると思います。皆さんの入部を楽しみにしてます!

◇総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)

スポーツ科学部が実施している入試形態であり、学校長が作成する調査書、競技歴調査書(スポーツ活動実績等)、小論文および面接をもとに、総合的に評価します。


清水健伸

ポジション:HO
学部:スポーツ科学部
出身校:國學院久我山高校

ワセダを志望した理由・準備を始めた時期  
志望した理由は、小さい頃から早稲田に憧れを持っていたからです。
初めは指定校推薦を目標にしていました。しかし、指定校推薦に選ばれずに自己推薦での入学を志しました。その時期は9月で実質の準備期間は1ヶ月ほどでした。

▶ワセダに入って良かったこと
多くの人たちに出会い、多くのことを学ぶことができて自分自身の成長を楽しめることです。そしてきつい練習を乗り越える仲間は家族のような存在です。

高校時代、どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
ラグビーの練習では短時間で効率の良い練習を心がけました。練習中に自身の課題を意識することに加え、練習後には個人練習で基本に立ち返り基礎練習を行っていました。勉強面は授業をまずは聞くことをとにかく意識していました。できるだけ自学自習の時間は取らないようにして、授業中にわからないところをなくし忘れない間に復習を行いました。

ラグビーに関してのアドバイス
何事も基礎が一番重要です。基礎がなければ応用はできません。なので、辛抱強くつまらなくきつい練習でも苦手なプレーでも積極的に身につくまで行うことが大事です。そして身についた後も、満足せずに継続して行うと応用に活かせてくると思います。

▶面接・論文のコツ 
とにかく頭を柔らかくしておくと良いと思います。
小論文においては固定概念にとらわれない思考回路が最も大事です。加えて、小論文の基礎的な技術を身につけると意外と楽です。
面接においては、自分の強い意見を持って臨むことが大事です。あとは面接官とのコミュニケーションを楽しみましょう。

受験生に向けてのメッセージ
辛く苦しい時期が続いていたり、これから辛い時期を経験する人が多くいるかもしれません。
ただ自分の目標を見失わずに自分がやるべきことをやり抜いてください。
頑張ってください!応援してます!

森田倫太朗

ポジション:CTB
学部:スポーツ科学部
出身校:報徳学園高校

ワセダを志望した理由・準備を始めた時期  
中学生の頃から憧れを持っていて、総合型選抜Ⅲ群という入試方式があるのを知って挑戦しようと考えました。
準備を始めた時期は高校3年の6月頃です。

▶ワセダに入って良かったこと
ラグビーに集中できる環境が整っていることです。高校時代は、電車通学だったので、移動時間が長かったのですが、寮生活をしているので、今はその時間をリカバリーや、自主練習などに充てることができ、非常に充実した日々を過ごせています。さらに普段から先輩と生活することで、参考にできることなども多くあるので良い刺激になっています。

高校時代、どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
練習後に長時間勉強するのが難しい時が多かったので、通学時間や休み時間など、少しの時間を有効に使って勉強を行っていました。

ラグビーに関してのアドバイス
自分は体が大きくないので、ラグビーの試合をよく見てラグビーIQを高くすることを大事にしていました。いろんなカテゴリーから自分のプレースタイルに似た選手を見つけ、その選手を参考にしていました。

▶面接・論文のコツ 
面接においても論文においても、いろんな角度からの質問や課題に対応できるような準備をすることが大事だと思います。予想外のことが起きても自分が持っている知識から最適なものを引き出せるように意識すると良いです。

受験生に向けてのメッセージ
自分が決めたことに自信を持って、後悔しないような準備をしてチャレンジしてください。

大賀雅仁

ポジション:SO
学部:スポーツ科学部
出身校:桐蔭学園高校

ワセダを志望した理由・準備を始めた時期  
大学日本一を目指せる環境でラグビーに対して取り組む事ができると思ったから、また、自分のやりたい事と早稲田の環境がとても合っていたからです。
準備を始めた時期は、高3の春からです。

▶ワセダに入って良かったこと
練習強度が高く、誰にでも平等にチャンスがある点と、ライバルがとても多い事です。
一日一日が自分にとって大切な日になっているという実感がとてもあり、充実しています。

高校時代、どうやってラグビーと学業の両立をしてきたか
私はAO受験(総合型選抜 III 群(スポーツ自己推薦入学試験))の対策をするために、練習後塾に行き、提出書類の作成や二時試験対策のための小論文や面接練習を行っていました。また、書類の内容について一人で考えるのではなく、友達との議論を重ねていました。
出来るだけ時間を無駄にせず、ラグビーと勉強に没頭していました。

ラグビーに関してのアドバイス
常に考えながらプレーする事が大切だと私は思っています。
一つ一つのプレーの意図や目的をもつ事でフィードバックする事ができます。その数が多ければ多いほど自分自身の引き出しになるはずです。

▶面接・論文のコツ 
まずは100%出来る事を100%行うという事に尽きると思います。挨拶、姿勢、仕草などの人を見られる所で面接官に好印象を与えられると良いと思います。
論文に関しては、じっくりと考えてから書く事です。問題を見て中々答えが浮かび上がらない事があるかもしれませんが、試験時間は長いので、焦らずにじっくり考えてから書くことをお勧めします。

受験生に向けてのメッセージ
大学受験は人生の中でも大きなイベントの1つだと思います。悔いのないように頑張ってください。

◇内部進学(附属・系属校)

早稲田大学高等学院・早稲田大学本庄高等学院・早稲田実業学校・早稲田摂陵高校・早稲田佐賀高校など早稲田大学の附属・系属の高校からの入学方法です。

平塚英一朗

ポジション:SH
学部:法学部
出身校:早稲田実業高校

ワセダ(早実)を志望した理由・時期
ラグビーと勉強に本気で取り組むことができる学校へ進学したかったからです。
中学3年の夏より受験に向けた準備を当時の中学の先生達と始めました。

数ある学部の中から法学部を選んだ理由
1つの専門分野を突き詰められる法学部に魅力を感じ、志望しました。
周りには法曹を志望する学生も多く、同じ講義を受講するクラスメイトからも良い刺激をもらっています。

ラグビーと学業を両立するコツ
練習や日頃のケアなどラグビーに割いている時間が多く、周りの学生に比べて試験に向けた準備時間がとれないため、授業時間内に内容を確実に理解することを意識して受講していました。

▶系属に入ってよかったこと
受験勉強をはじめ、受験のプレッシャーにとらわれず部活動に打ち込むことができることが一番のメリットだと思います。
また、高校時代の先輩と再び大学でプレーすることができる喜びも感じています。

ワセダ(大学)に入ってよかったこと
毎日最高の環境でラグビーができていることです。様々なバックグラウンドを持ったチームメイトと一緒に過ごすことができてとても幸せです。
自分のような内部進学、そして一般入試、推薦、浪人、二年入部、それぞれ違った道を歩んできた仲間と共に過ごすことは、ラグビーや私生活においても新たな価値観との出会いでもありとても新鮮です。

▶ワセダへの想いを!
恵まれた環境、そしてサポートしてくださっている多くの方々への感謝を忘れず、早稲田のために自分ができることをやり切ります。

以上、11名の合格体験記をご紹介しました。

受験までつらく大変な日々が続くかと思いますが、頑張ってください!

早稲田ラグビーを目指す多くの方に上井草でお会いできることを、部員一同心待ちにしております!

※ここに記載されている情報は早稲田大学入学センターおよび各学部のWEB等を参考にしています。

早稲田大学の入学試験に関する公式な情報は早稲田大学入学センターおよび各学部等が発表するものを直接ご確認くださいますようお願いします。

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