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2024

トレーニングマッチ/帝京大学C戦観戦記

早大Aグラウンドにて早大C対帝京大Cの一戦が行われた。遠い菅平の地にもかかわらず、多くのファンが駆けつけた。序盤、ミスからの失点を繰り返した早大Cは帝京大

Cに主導権を渡してしまい、前半に大量失点を許す。しかし後半、ディフェンスに修正を見せた早大Cは帝京大Cを無得点で抑える。終盤まで粘り強く戦い抜いた早大Cだったが、前半の失点を取り返すことができず敗戦となった。

前半開始早々、キックオフボールの処理ミスからペナルティーとなり、早大Cは帝京大Cの力強いモールによってトライを許す。続く7分、9分と立て続けに失点し、差を広げられる。しかし11分、FL中島潤一郎(教2=神奈川・桐蔭学園)がブレイクダウンにプレッシャーをかけオフサイドを誘うと、ゴール前で得たラインアウトモールからHO真田稜大(教2=東京・早実)が持ち出し、ゴールラインに迫る。最後はラックサイドに走りこんだSO吉岡麟太朗(スポ3=東京・本郷)がインゴールをこじ開けた。

その後はトライを取り合う展開が続く。帝京大Cに追加点を許し、迎えた20分、敵陣10メートルラインで得たマイポールスクラムからフェーズを重ねて前進すると、CTB池本晴人(社1=東京・早実)のオフロードパスを受け取ったWTB三浦哲(文構3=東京・早実)がゲイン。最後は大外のFL西浦剛臣(社3=ニュージーランド・ハミルトン・ボーイズ・ハイスクール)がインゴールを駆け抜け、スコアを10-28とした。その後、帝京大Cに連続トライを奪われるが、前半終了間際にはPR勝矢紘史(スポ2=長崎北陽台)のトライが生まれ、前半を17-42で終えた。

相手と対峙するWTB三浦

後半、早大Cは序盤から敵陣に入り込み、猛攻を仕掛ける。9分には相手ゴール前5メートルラインアウトモールからFWでアタックを継続し、最後は真田がインゴールに押し込んだ。スコアを24-42とし、逆転の兆しを見せた。29分、帝京大Cに自陣ゴール前まで侵入されるが、前半から修正した粘り強く、集中力のあるディフェンスで帝京大Cを無得点に抑える。

34分、36分には中島とFL岡村圭悟(スポ3=東京・本郷)がそれぞれロングゲインを見せ、帝京大Cディフェンスを脅かした。39分、敵陣22メートルライン右スクラムを獲得した早大Cはフェーズを重ねたのち、NO8小池航太郎(商4=東京・早実)からPR後藤良太(文4=埼玉・早大本庄)にパスが渡り、今試合最後のトライを獲得。しかし後半の奮闘は叶わず、31-42で敗戦となった。

力強いランを見せるFL岡村

「前半はチームとしての横のつながりが少なく、個人でプレーしていた感覚があった」と三浦が話すように、アタックのミスが目立ち、主導権を握ることができなかった早大C。しかし、西浦が「後半からは全員がやるべきことを明確にして臨んだ」と語るように、ハーフタイムで劇的な修正を見せ、帝京大Cを無得点で抑えた。今試合で見せた「修正力」は早大Cの収穫であろう。赤黒を目指す選手たちの奮闘に目が離せない。

記事:村上結太、写真:中村凛々子・瀧田彩音(早稲田スポーツ新聞会)