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2024

トレーニングマッチ 流通経済大学B戦/観戦記

関東大学春季大会初戦に続き、流経大・第1グラウンドにて早大Bと流経大Bの一戦が行われた。早大は前半2分に先制トライをあげると、その後もテンポの速いアタックを展開。流経大に攻撃の隙を与えることなく、無失点で前半を折り返す。後半に入ってもなお主導権を譲らなかった早大は計5トライを追加。最終スコア68-5で見事快勝を収めた。

安定したゲームメイクを見せたSO野中

早大のキックオフから始まった今試合。先に試合を動かしたのは早大だった。前半2分、テンポの良い攻撃を重ねた早大は敵陣深くで流経大のオフサイドを誘発。SH細矢聖樹(スポ4=國學院栃木)がタップキックで再開すると、そのままインゴールへ飛び込んだ。6分には、マイボールスクラムから素早いアタックを展開。CTB金子礼人(法3=福岡・西南学院)、FB池本晴人(社2=東京・早実)が順につなぎ、パスを受けたWTB小澤ジョージィ(スポ3=千葉・流経大柏)がキックで大きく陣地を進める。細かいパスをつなぎ、最後はLO若松泰佑(文構4=東京・早実)が敵陣ゴール左隅へ。勢いに乗った早大は、その後も流経大に攻撃の隙すら与えず、トライを量産。またSO野中健吾(スポ3=東海大大阪仰星)が計5本のコンバージョンキックを決め、35-0と流通経大を大きく突き離し、前半を終えた。

ディフェンスに仕掛けるFB池本

早大の猛攻は後半に入ってもなお、とどまることを知らない。5分、敵陣22メートル付近のラインアウトからボールを奪うと、SO仲山倫平(法3=ニュージーランド・ウェリントン・カレッジ)がパスダミーでラインブレイクに成功。FL萩原武大(スポ3=茨城・茗渓学園)が敵に絡まれながらもインゴールへ押し込んだ。続く10分、15分にも追加点を挙げた早大であったが、28分、ミスから自陣ゴール目前まで攻め込まれる。粘り強く耐え続けたが、最後は左に大きく展開され、失トライ。それでも流れを渡さなかった早大は直後の31分、マイボールラインアウトからボールを受けたSO仲山がまたもディフェンスラインを突破。一人で40メートルほどを走り抜き、独走トライを挙げた。そして35分にもWTB溝井颯太朗(スポ4=北海道・函館ラサール)が華麗に相手ディフェンスをかわし、ビックゲイン。すぐにBKがアタックラインを形成すると、速いテンポで攻撃を重ね、FB山下一吹(教3=東京・早実)がインゴールを駆け抜けた。これがダメ押しのトライとなり、見事68-5と大差をつけてノーサイドとなった。

インゴールへ飛び込むFL萩原

終始、セットプレーとラインアタックで圧倒し続けた早大。「自分たちからプレッシャーをかけることができた」とSH細矢が語るように、今季注力しているディフェンスでも魅せ、失点をわずか1トライに抑えた。「ここで満足していないし、もっと上で活躍したい」(金子)。この結果に満足せず、さらなる向上心を見せる選手たちの姿は、チームにもさらなる勢いをもたらすだろう。春シーズンはまだまだ始まったばかり。赤黒を目指す選手たちの勇姿から目が離せない。

記事:安藤香穂 写真:村上結太(早稲田スポーツ新聞)