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2026
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トレーニングマッチ 明治大学C戦/観戦記

青空が広がる清々しい秋晴れの中、早大・上井草グラウンドで明大Cとの一戦が行われた。今試合に先立って行われた関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)での明大B戦で敗戦を喫し、なんとか勝利を挙げたい早大C。試合開始からBK陣を中心に果敢に攻めこみ先制トライを決めるも、その後はなかなか得点を重ねられない。同点で迎えた後半戦だったが、明大Cのフィジカルの強さに苦戦し、14-24でノーサイドとなった。

スペースに走り込むCTB菊川

前半3分、明大Cのペナルティーで、タッチキックを選択し陣地を獲得した早大C。ゴールライン前でマイボールとしモールで押し込もうとするも、明大Cの堅いディフェンスに阻まれる。5分、ハーフライン手前の自陣でのスクラムから持ち出したボールをCTB菊川迪(スポ3=兵庫・報徳学園)、SO古瀬莊(スポ2=静岡聖光学園)、WTB馬場敦輝(スポ2=大阪桐蔭)がつなぎ、右へと展開するも敵陣には攻め込めず。
13分には、またも自陣からのスクラムから菊川、CTB足立慎太郎(人4=大分舞鶴)らがテンポよくボールをつなぎ、FB小貫壮太(教4=東京・早大学院)が相手ディフェンスにひるまず果敢にボールキャリーを見せる。その後も、FL野島信太郎(教4=東海大大阪仰星)が勢いよくディフェンスラインを突破し前進するなど積極的なアタックが続く。
24分、明大Cのハイタックルで好機を得た早大C。ラインアウトから、SH渡邊晃樹(スポ3=神奈川・桐蔭学園)が持ち出したボールを受け取ったFL荒木鷲摩(法2=北海道・函館ラサール)がギャップを突いて縦に前進し、力強いキャリーを見せる。これを起点にFW、BK全員でフェーズを重ね、粘り強くボールを展開し、最後は渡邊がグラウンディングを決め、早大Cが先制。古瀬のキックも決まり、スコアは7-0。
さらに、得点差を広げたい早大Cであったが、ノックフォワードやハンドリングエラーで苦しい展開に。35分には、自陣ゴールライン際の明大Cのアタックで、早大Cのサポートが足りずギャップを突かれ、トライを許す。7-7で前半を折り返した。

トライをあげたSH渡邊

後半開始2分、明大Cのラインアウトからモールでの攻撃を止めることができなかった早大Cは早くも得点を許してしまう。スコアは7-12。前半同様明大CのFWの強さから、スクラムに苦戦。明大Cに自陣にてアタックされる展開が続く。だが、そんな状況下でも、力強いキャリーを見せたゲームキャプテンのHO丸橋怜央(商4=埼玉・早大本庄)、外に抜け出した明大Cのアタックを止めトライチャンスを防いだ荒木の活躍も見られた。
両チームともに攻撃が停滞する中、メンバーを変えながら流れの切り替えを狙う早大C。しかし、23分、明大Cに、またもラインアウトモールで早大Cのディフェンスを一気に押し込む形でトライを許す。30分には、CTB桑山和生(スポ1=鹿児島実業)が自陣から敵陣へ一気に攻め込み早大Cは右外に展開するも、明大Cに逆サイドにボールを持ち出されそのまま独走トライを決められる。7-24と得点差が広がる。
それでも、諦めず粘りを見せた早大C。42分には、敵陣にてSO池山昂佑(商4=東京・早実)から受け取ったボールを桑山がスピードを落とさず素早くWTB早乙女遼(人4=東京・國學院久我山)に繋ぐ。そして、早乙女が明大Cのディフェンスを突破し、ゴールラインを駆け抜けた。追加点を狙いたいところであったが、悔しくもノーサイド。最終スコア14-24で試合を終えた。

復帰戦となったFL野島

早大Cとしては久々の敗戦となった今試合。全体を通して、積極的なアタックでゲインラインを突破し、推進力や突破力を発揮した早大C。しかし、小貫が「単調なアタックのせいで苦しくなった場面があった。」と語ったように、攻撃の選択肢が限られたことで明大Cの堅守を崩し切るには至らなかった。さらにFWではスクラム、モールともに劣勢を強いられ、フィジカルの差から流れを明大Cに渡す結果となった。
C戦で戦う選手たちにとって、カテゴリー昇格、そしてジュニア選手権や関東大学対抗戦への出場を見据える上で、今試合で露呈した課題は決して小さいものではない。この敗戦を真摯に受け止め、強敵との戦いから得た教訓を次につなげられるか。早大Cの真価が問われる戦いは、まだ続いていく。

記事:吉田さとみ 写真:伊藤文音、吉田明日香(早稲田スポーツ新聞会)