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2023

明大B・観戦記

明大B・観戦記

朝から降り続いた雨は止み、曇り空の下行われた早大B対明大Bの試合。
前半4分に早大Bがトライを決め先制するも、11分に明大Bのゴール前ラインアウトからモールを押し込まれトライを許す。しかし早大Bはスクラムも明大相手に安定し、終始ボールを支配。相手陣で優位に試合を進め、FWとBKが一体となったアタックで前半は26-5と順調に折り返す。
後半は受身になりやや明大ペースの試合になったが、苦しい状況でも集中力を切らさずにDFを続け、随所で選手を入れ替えることで何とか明大を振り切った。 雨上がりという最悪のグラウンドコンディションの中、ノックオンなどのミスが相次ぎなかなか思うようなリズムで攻められなかった早大。それでも、児島(3年・FL)、岡本(3年・LO)らFW陣がうまく明大の隙をついてトライを決めると、矢部(4年・CTB)らBK陣も要所でゲインラインを突破するなど今日のグラウンド状況を見極めたなりの戦い方で明大Bを下した。
ちなみに「今日おろしたばかり」(竹内・3年HO)の黄色い新しい練習ジャージは「水を吸わない素材で軽いし動きやすくて、すごくやりやすい」(竹内)そう。だが真新しいジャージも今日1日で泥だらけだった。<HP委員・片>

<小山コーチの試合後のコメント>
「明治相手になかなか体が張れていてよかった。ミスが多かったけどアタックで練習していた形でとれていた。合格点をあげたい。WTBも要所でポイントになって良いタックルをしていた。1本目は大きい相手にアタックもDFも当たり負けしない、前に出て行くということを目標にしていた。その点で、ミスは多かったけど良い形で強い当たりと強いアタックがそこそこ出来た。1年生も頑張っていて楽しみ。上級生も引っ張っていて良い雰囲気です」

<チームキャプテン・徳原(4年・PR)>
「スクラムは重かったけど特にグラウンドの状況もあってか(相手が)ガチガチ来なかった。まあ、ぼちぼち。前半は前に出ていたけど後半は受けはじめてやられかけた。今日は前にという意識はあった。(上級生が)まとめているという意識はないですけど、1年生が積極的にボールをもらいにいってくれるんで何も言う必要はないです」

<ここ最近Bチームで頑張る古島(1年・FL)>
「シニアは意識も全然違うし自分でも成長しているのが分かる。まだまだAの人たちとは差があるので、早く赤黒が着れるように頑張りたい。(課題は)タックル。相手を一発で入って倒せるように。」

<今日のゲームでは攻守の要で活躍・石橋(4年・SH)>
「課題は山積み。ボールに対して相手の方がうちより激しかった。うちもまだまだだなと。まだDFもアタックもムラがある。良いタックルは出ていたのでそういうところは今後の良い材料になった。(1年生については)まだ技術的に劣っているのは仕方ない。思いきってやれとは言っている。(HBで組むSOの安藤は)センスがあるんで好きなようにやらせている。だいぶ慣れても来た。今日についてはグラウンドもこんなだし、二人で話し合ってボールもらって、ゲインしてとりあえず前に出るようにした」