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対青学大戦・観戦記

対青学大戦・観戦記

対抗戦第2戦のこの日は高崎浜川競技場で青学大と対戦。メインスタンドは満員でワセダの注目度を改めて感じさせる1日だった。<HP委員疋>


開始から完全に主導権を握った早大は3分、5分とプロップ伊藤雄大(1年)がトライ。大きな体に似つかない軽快な走りに観衆は大いに沸いた。「対抗戦初トライだったのでうれしかった。今日は黄色い声援がなかったですけど(笑)」と本人も笑顔でこのシーンを振り返った。自陣での反則が相次ぎ、3つペナルティーゴールを返されてしまうが、その後は再びトライラッシュ。BK陣がおもしろいようにゲインラインを突破し前半だけで5トライを追加。47-9で折り返す。
後半に入っても攻撃の手を揺るめず12トライ。1年生4人を含む全メンバーが出場し、125-9と相手をまったく寄せ付けなかった。
大量19個ものトライを引き出したのはCTBで出場した沼田一樹(4年)。3人飛ばしのラストパスを見せるなど持ち前のパスセンスを如何なく発揮。スピード感溢れるアタックをこれでもかと演出した。昨シーズンの正SOも今シーズンはなかなか出場機会に恵まれず、歯がゆい日々を送っている。しかしこの日はそのうっぷんを晴らすかのように見事に活躍。その存在感を大いに示した。
次戦の相手は帝京大。昨シーズンは敗北(6-19)を喫し、今シーズンは対抗戦の優勝候補に挙げられている強力チームだ。「昨年(SOで出場)は敗戦投手沼田って感じですごく悔しい思いをしたので、その借りを返す!」と意気込みも十分。帝京大戦でも沼田の活躍に期待大だ。

<ワセダの敵は白い粉?>
圧倒的な力の差を見せつけ傍から見れば楽勝に見えたこの試合だが、実はグラウンドにワセダを苦しめるものが存在した。それはラインに使われた石灰。踏むたびに白い粉が舞い上がり、ライン上でラックになろうものならさあ、大変。のどは詰まるは目は痛くなるはで選手たちを苦しませた。粉が顔につき一旦は試合を離れる程苦しい思いをした沼田は「あれは絶対にスポーツ用の石灰じゃないですよ。あの時は目が痛くて本当に大変でした」と苦笑い。その他の選手も苦しさを訴えた。ちなみにワセダがとった石灰への対処法は「ひたすらうがいをすること」。普段やりなれていない競技場ではこういうこともあるんです。

<左京主将試合後のコメント>
「またミスがでてしまった。アタックは別に普通。あのくらい取れるでしょう。帝京大は最初のターゲット。それまでにひとつひとつの精度を上げるだけ。昨年負けているとか関係なくいいチームだから締めていかないといけませんね」

<好パス連発のCTB沼田>
「今日は中継役に徹した。パス投げてただけ。あれだけ外に抜ければ自分で行く必要もない。いいプレーできたけど、プレッシャーがかかったときにできるかが大事。試合に出られるならどこでもいいけどやっぱりSOがやりたい。ダブルSOみたいな形もおもしろいですけど。優勝したときに試合に出ていないとおもしろくないと思うので、レギュラーになりたいです。ディフェンスはまだまだ練習しないとだめですね」

<2つのトライで観衆を沸かせたプロップ伊藤>
「トライは狙ってました(笑)ごっつぁんトライです。2本目は練習どおりですよ。今日はスクラムもそれなりにうまく組めたと思います。まだまだ強いところとやっていないので何とも言えないですけど、これからも押されないようにがんばります。80分走れる体力が欲しいです」