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2024

早大B対タマリバ戦・観戦記

早大B対タマリバ戦・観戦記

開始から攻め込まれ、3分にあっさりトライを奪われる最悪なスタート。しかしこの日の早大はペナルティーからの仕掛けに冴えを見せ、8分にはCTB内藤晴児(2年)のトライですぐさま同点に追いつく。これで勢いに乗ると直後のキックオフからの展開でFB柳澤眞(3年)が40メートルを走り切りノーホイッスルトライ。相手に指1本触れさせない電光石火の早業であっさり逆転に成功した。17分に自陣ゴール前でのパスミスからトライを許すも、24分、32分とただ今売りだし中のWTB内藤慎平(1年)が立て続けにトライ。24-14と10点のリードで前半を折り返す。
後半に入ると勢いがなくなり、攻めこまれる時間が長くなる。しかしここからがワセダの真骨頂。幾度となくゴールラインに迫られたものの、抜群の集中力と前に出る激しいタックルで相手にトライを許さなかった。15分には逆にゴール前からの切り返しでトライ。「ピンチをチャンスに」。まさにワセダらしさ溢れる見事なトライだった。
この後も、激しいディフェンスで相手をシャットアウト。アタックでの細かいミスこそ目に付いたが、春には敗れた相手に29-14で勝利を収めた。<HP委員疋>

<飛距離抜群のキックで何度となくピンチを救ったSO安藤栄治>
「今日はゴール前まで攻められた時にうまく守り切れた。ディフェンスは良かったとは言えないけど、ゴール前で守り切れたのはよかった。アタックはFWがいい球を出してくれたけれど、BKがミスしてしまったのでまだまだ。自分も早くAチームに上がりたいです。いい雰囲気で来てると思う」