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2024

早大C対曼荼羅クラブ戦・観戦記

早大C対曼荼羅クラブ戦・観戦記

この日の早大は開始からミスが多くどこかピリッとしない内容。先制を許した後の12分にターンオーバーからの展開でCTB安藤広大(4年)がトライを挙げすぐさま逆転したものの、前半の見せ場はここだけ。その後はまったくと言っていいほどペースを握ることができず、3トライを献上。7-24と大きくリードを許してしまう。
後半に入ると徐々に自分たちのラグビーを展開。大きなゲインこそあまり見られなかったが、しつこくボールを継続するワセダらしいスタイルで追い上げを開始した。前半とは打って変わって24分までの間に3トライ。一時は10点の射程圏内にまで差を詰めた。しかしここからという場面でディフェンスの甘さを露呈。この後あまりにもあっさりトライを奪われてしまい結局は36-55で敗れた。
試合を通じて見受けられたのがここ一番でのアタックでのミスの多さ。素早く前に出てくる相手をいかに崩すかがCチームの課題となりそうだ。

<狙うはただひとつ!大学選手権いよいよ開幕>
大学ラグビーシーンもいよいよ終盤戦に突入。明日から大学選手権が開幕する。ここからは負ければ終わりのサバイバルゲーム。少しの気の緩みも許されない厳しい戦いがスタートする。
明日の大東文化大戦を前に強風の吹き荒れる東伏見グラウンドにていつものようにメンバーによる試合前練習が行われた。対抗戦を全勝で乗り越えた自信からか、選手たちは皆、リラックスした表情。サインプレーの確認や連携などの最終調整を念入りに、そして激しく行った。なかでも最も時間が裂かれたのがラインアウト。先日の早明戦ではあまり思わしくなかったため、いつにも増して時間が費やされた。選手たちは今までよりも早いキックオフ時間(12:00)に合わせて起床時間を早めるなど準備万端。悲願の大学選手権優勝に向け、明日大きな第一歩を踏み出す。

左京主将「僕たちの目標は最初から大学選手権の優勝です。それに向けて一戦一戦成長しながら勝っていきたいと思います。魅力あるラグビーをお見せできると思いますので是非競技場に足を運んでください。80分間アタックし続けます!」