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2024

早大B対タマリバ戦・観戦記

早大B対タマリバ戦・観戦記

これが対抗戦全勝優勝を目指すチームの勢いだ!。早大Bは先の東日本クラブ選手権の覇者・タマリバを圧倒。83-12で快勝した。
タマリバと対戦するのはシーズンに入ってから3回目。過去2回は勝利こそ収めたものの、出足の鋭い相手ディフェンスにてこずる場面が目に付いていた。しかしこの日は開始からアタック爆発。先日の早慶戦を彷彿とさせる素早い展開で相手をいいように振り回し、計13トライを挙げた。FWの仕事量、BKの展開力、そしてフィットネス。すべてにおいて相手を凌駕し、成長の跡を見せつける形となった。この快勝劇に「Bチームもタマリバ戦は卒業だな」と清宮監督も満足気。現在のチームの勢いをそのまま表わしたかのような試合ぶりに東伏見は大いに沸きかえった。

<Cチームも快勝!>
Bチームに先だって午前中にタマリバBと対戦したCチームも会心の試合運び。先制トライこそ奪われたもののBチームに負けないアタック力を見せトライを量産。しつこく継続して繋いだボールをBKが仕留めるという理想の攻めで、実に11回インゴールを陥れた。すべてのトライを挙げたBK陣で際立ったのが、WTB吉永将宏(2年)とFB菊池和気(1年)。吉永は相変わらずのスピード、菊池は切れのあるステップで相手を翻弄した。この試合の出場メンバーはほとんどが1、2年生。ジュニアチーム以下にもしっかりと清宮イズムが浸透していることを実感させられるナイスゲームだった。

<13年分の思いを胸に…。いよいよ明日は早明戦>
練習試合の合間を縫い、メンバーによる試合前練習が13:00より行われた。いつもと同じくサインの確認や連携など軽めのメニュー。しかし伝統の早明戦ということで選手たちには緊張感が漂い、それを見守る部員たちからも大きな声が飛び交った。恒例の決意表明では「今の4年生だけじゃなく、過去13年間も対抗戦を全勝で終えた年はなかったんだ。明日勝ったらその13年間の先輩たちを超えられるんだぞ」と清宮監督からも熱い一言。全勝で対抗戦を終えることのできなかった13年分の思いを胸に…ワセダは明日、宿敵・明大に立ち向かう。