いよいよ遠征がスタート。出発前日の壮行会、成田での前泊、そして長時間のフライトを経てようやくアイルランド・コークに到着しました。大隈会館で行われた壮行会では奥島総長を前に、辻高志主将が「大和魂を見せてくる」と力強く決意表明。奥島総長には「早稲田の代表としてだけではなく、民間親善大使のつもりでがんばるように」とのお言葉をいただきました。
成田への移動のバスの中では、校歌などアフターファンクションで披露する歌を練習。選手のお気に入りはアイルランドのラグビーソング『Ireland’s call』。バスの中で熱唱してしまいました。ホテル到着後は「最初が肝心」と現役、OBの隔てなく各部屋で談笑（宴？）。
一番の盛り上がりを見せたのは、「社長」こと山崎弘樹の７１０号室。この部屋には多くのメンバーが集結。同部屋の後輩・山岡等を巧みに操り見事な「弘樹ワールド」を展開していました。その光景はまさに「弘樹による弘樹のための会」（安藤敬介の日誌より抜粋）。こうして夜は更けていきました。

　出発日である１９日はひたすら移動。まずは成田からロンドンまで１２時間。ヒースロー空港からダブリンまで１時間半。そこからコークまでバスで５時間。ホテルに着くまでに要した時間は実に２２時間。体力自慢のラグビー部とはいえ、前日の夜更かし（一応時差ボケ対策のつもりだったのですが…）も響き、さすがにみんなぐったりです。
　しかし、泣き言は言っていられません。睡眠もそこそこに（ホテルに着いたのは夜中の１２時過ぎ）明日からは毎朝７時前に起床です。最大目標であるオックスフォード、ケンブリッジ戦勝利に向けがんばります。期待していてください！
「会話は勢い」と山下大悟は言っていますが、これから先僕たちは英語を使いこなすことができるのでしょうか？かなり不安です。１日目の日記はこの辺で終わらせていただきます。それでは。＜HP委員　疋田拡＞