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2024

対オックスフォード大(U21)戦・観戦記

対オックスフォード大(U21)戦・観戦記


 この日の試合は相手が21歳以下のチームということもあり、メンバーのほとんどが現役。戦い慣れたメンバーで試合に臨んだ。
 試合は開始から圧倒的なワセダペース。開始1分のNO・8佐藤喬輔のトライを皮切りに面白いようにトライを挙げた。継続、高速、展開。まさに今シーズン取り組んできたことが凝縮された80分に日本から駆けつけた観戦団も酔いしれた。
 活躍が際立ったのがWTB山田智久。小刻みなステップでこれでもかとばかりにゲインラインを突破。前半16分には相手を交わし60メートルを走りきるなど、ひとりで3トライを挙げた。
 そしてこの日1番の盛り上がりをみせたのが、後藤コーチの途中出場。この遠征もコーチとしての参加で、当初、出場予定はなかったが、チーム事情により選手としてピッチに立った。「ちゃんとした試合をするのは1年ぶり」(後藤コーチ)と久しぶりの実践ではあったが、キックオフでの競り合いに勝つなど現役部員をうならせるプレーを見せた。
 U21とはいえ、相手はこれまで1度も勝つことのできなかったオックスフォード大。97点を挙げての勝利は、これからのワセダにとって意味あるものとなりそうだ。

<ゲームキャプテンを務めた左京泰明>
「今日は相手が思っていたよりも弱くて難しい部分もあっあけど、トライを連続で取った後にミスが続いたりしてしまったので、その辺はよくなかった。ああいうところで簡単にパスを通してトライを取れるようにならないと強いチームとは言えない」