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2024
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対立命大 『伝説』のお墨付き!『佐々木組』先手で圧勝!


  テーマは「先手」、すべてにおいての「ファーストプレー」。ついに迎えた覚醒のとき。日々進化を続ける『佐々木組』は、思い描いたとおりの戦いぶりで、連覇への第一歩を踏み出した。「選手権の緊張感があるなかで、最初からしっかりと前に出て、先手を取れたのはよかった。いい入りができたと思う」(主将・佐々木隆道)。「ワセダとしてやるべきことができた。こういうゲームは春だったらできていない。力、ついてきたね」(清宮監督)―。
 選手権の入りは少しバタバタ…。この日はそんなことを微塵も感じさせず、開始からアクセル全開(ちょっとだけミスしましたが…)。チーム一丸で乗り越えた『早慶戦』『早明戦』の勢いそのままに、次々とトライの山を積み重ねた。
 まずは6分、『野獣』今村雄太が抜群の「うまさ」(メキメキスキル上がってます!)で、『怪物』五郎丸歩のトライを演出すると、その後も『矢富イリュージョン』×2、『スーパールーキー』豊田将万のミラクルアタック(末恐ろしい…)、『菅野エクスプレス』と、息つく間もない怒涛のラッシュ。まるでチームアタックを見るかのような滑らかな展開に、秩父宮は静寂ささえ漂った。
 FWがグイグイ前に出て、BKが華麗に仕留める―。そんな「当たり前」を、さも簡単に体現できたのは、新たなステージを突き進む『キング』・曽我部佳憲の存在があってこそ。3人飛ばし、ディフェンス5人切りは朝飯前。この日もフレアー&ピンポイントスーパーパスを連発し、『スターバックス』をこれでもかと輝かせた。NZ留学経験を持つ『キング』が、オールブラックスの伝説・シェルフォードを前に見せたグレートパフォーマンス。「まるでW杯のNZ対日本を見てるよう」とまで言った同氏の脳裏にも、『曽我部佳憲』の名が刻まれたに違いない。その姿をいつの日かジャパンでも…
 先手→セット圧倒→トライラッシュ→集中して22人で完封。「春であったらこういう試合はできなかった。同じくらい取れても、10~15点は取られている。そこはチームが成長したところ」と清宮監督も納得のデキで、次は伝統の一戦アゲイン。「年に2回も慶應とやれて幸せです。ひとつひとつのプレーに拘って、また全員で勝つ。慶應に勝つあの喜びを、またみんなで味わいたいです…」(主将・佐々木隆道)。12月25日、『赤黒』と『黒黄』による2度目の『聖』戦。クリスマスと言えば、やっぱり赤。12月25日・秩父宮、聖なる日に『赤黒』が、夢と希望をお届けします。『魂のタックル』には、『狂気のタックル』を―

<NZの伝説・シェルフォード氏のお墨付きに笑みを浮かべる清宮監督>
 「いよいよ選手権に入って、このチームの本当の力を出す時がきたと思っている。決勝まで4試合、早慶戦、早明戦での勢いを落とさず戦うことがテーマ。そういった意味で、完封できたことは喜ばしいことだと思う。(立命大・シェルフォード氏の「まるでW杯のNZ対日本を見ているようだった。ワセダの連覇は間違いない」との発言を受けて)そのように言って頂けて嬉しい。シェルフォードは我々世代のラグビー界の象徴で、NZが1番強かった時のキャプテン(先日、清宮監督は寮にて「シェルフォード見たいなぁ」とポツリ…)。実は現役の頃、オーストラリアのエレベーターで一緒になったことがあって、ものすごいオーラが出ていたのをよく覚えている。肩幅くらいお尻がデカい(笑)、すごい選手でした。そんな方に連覇は確実と言ってもらえるのは、嬉しいことです(笑)。今日は他競技場の結果が気になりますね(笑)。三洋は負けました? ヤマハと神戸は? 神戸勝ちましたか。慶應は? 2点差? 明治は負けてしまいましたね。今日はこの試合だからどうこうというのではなく、ワセダとしてやるべきことをやろうと話していて、それがきちんとできたと思う。今日みたいなゲームは春だったらできていない。力がついてきたなぁと。126点は大会タイ記録? 先に言っておいてくれれば、127点くらい取ったのに(笑)。次はもう一度早慶戦。慶應も前回通用しなかったところの対策を練ってくるはずなので、ワセダとしてはそうさせない、更に上をいく戦いをしたい。先ほども言ったように、春であったらこういう試合はできなかった。同じくらい取れても、10~15点は取られている。そこはチームが成長したところだと思う」


<大勝にもミスの多さを課題に挙げる主将・佐々木隆道>
 「今日は試合の入りをしっかりすること、あらゆる局面で先手を取るということをみんなで意識していた。その通りのいい試合だったと思う。選手権はやっぱり緊張感がある。今日もやばかったですよ(笑)。そんななか、最初からしっかりと前に出て、先手を取れたのはよかった。ただ、後半自分たちの形を崩してしまったし、ちょっとミスが多いのが気になる。まぁでもやるべきことはできたし、選手権の入りとしてはよかったかなと。次ですよ、次。大事なのは次です。1年に慶應と2回もやれるなんて幸せです。こんなことあまりないですから。明日からの一週間気を引き締めて、今日以上のパフォーマンスをしたいです。誰が出るか分からないけれど、幸せを感じながら、出るメンバーはワセダのプライドを持って、『ULTIMATE CRUSH』を体現したいと思います。立命館はジャージーが似ている? 今日は予行演習です(笑)。チームの底上げ、リザーブメンバーに関しては、まだまだアタックでよくない面があるけれど、そこは決勝までまだ時間があるので、修正していきたい。メンバーが替わった後もディフェンスで取られなかったけれど、今日は攻められたことが自体がダメ。ミスが多過ぎます。僕を筆頭に…。ディフェンスは別に満足はしてないです。当たり前。むしろもっとできると思ってます。次の早慶戦ではまたみんなで勝てるように。ひとつひとつのプレーに拘って、また全員で勝ちたい。慶應に勝つあの喜びをまたみんなで味わいたいです」


<好発進もファーストラインアウトでのミスを悔やむ副将・青木佑輔>
 「今日はもっとフィールドでボールをもらって走り回りたかったです。自分は近場を行くことが多かったけれど、それがいいアタックにならなかった。抜けることが多くて、なかなかそういったシチュエーションにならなかったけれど、もっといいところでボールをもらえるように。今日はみんなですべてのファーストプレー、先手ということを話していたけれど、よくなかったのは自分のファーストラインアウトだけ…。山なりボールでいくか、抑えるか迷って、前に大きな選手がいたので、山なりにしたんですけど、風に流されてしまって…。抑えればよかったです。スクラムに関しては今日は参考外。早慶戦、早明戦を経て、だんだんとチームが一丸となってきているなと。みんながチームに馴染んできてるし、方向性が定まってきて、みんなすごく細かいところまで話をできるようになってきている。次はもう一度早慶戦だけど、慶應もただでは終わらないと思う。しっかりとした準備をして、前よりもいい試合をしたい。スクラム、もう1回やってやりますよ。ここからは負けたら終わり、やっぱり選手権は緊張感ありますね」


<2年越しのリベンジへ驀進するCTB池上真介>
 「今日から選手権。早慶戦、早明戦の勢いを落とさずに、一気に突っ走ろうとみんなで話していて、それがうまくできた試合だった。いい入りができたと思う。FWが何回かサイド攻撃したら余るというシチュエーションが多くて、トライを重ねることができたけれど、いい形だったかと言えばそうではなく、無理していたり、強引なところがあった。そういったところでの仕掛け、もらい方には、まだまだ伸びる要素がある。もっともっと練習していかないといけないです。特にパスの精度とチャンスでの仕掛け。チャンスでもっと仕掛けて、相手に接近してプレーしないと、プッシュされたり、対応されてトライを取るのが苦しくなる。僕と曽我部が内側でしっかり仕掛けたら、もっと楽になるはずなので、そこをしっかりと意識していきたい。選手権は負けたら終わり。今日もアップに4年生がみんな来てくれたし、普通の試合とは違う。早慶戦、早明戦よりも緊張感があって、実は今朝も胃が痛くなったんです…(笑)。ともかく今日はいい形で入れたので、次もこのリズムに乗っていきたい。ひとつひとつのプレーのレベルを上げていくことで、初めて関東に挑戦できる。先を見過ぎてはいけないけれど、2年前のリベンジを少しは意識して(笑)、がんばっていきたいです。次の慶應はやりにくい面もあるけれど、逆に1回やっている分、相手の癖も分かっている。練習から高い意識を持って、しっかりとした準備をして、前よりもいい試合をします」


<イリュージョンをこれでもかと炸裂させた京都人SH矢富勇毅>
 「今日はやっぱりトライを取られなかったことが1番。みんなで意識していたあらゆるファーストプレーで流れをしっかり作っていくことができた。BKのミスもあったけれど、FWがよく前に出てくれたし、悪くはない内容だったと思う。ただ、ラインアウトは最初にミスしたし、もっともっと詰めていかないといけないところがある。前が空いていたということもあるし、今日はガンガン走ってやろうと思ってました。早慶戦、早明戦を経て、ひとりひとりのプレーに責任感が出てきたし、意識が変わってきている。練習からみんな声が出るようになってきて、本当に変わってきたなと。でも、僕と曽我部のところでまだゲームを作りきれていないので、そこはもっともっと意識していかないといけない。競った展開になれば、そこで勝敗が決まると思うので。もっともっと練習から意識を高く。僕個人としては、どんどん抜けるところもあるけれど、相手の早い出足にチャージされて、チャンスを潰してしまうところがまだまだあるので、そこの見極めがいかにできるか。チャンスの場面でこそ、いいチョイスができるように。ダイブパスのコツもかなり掴めてきたので、この感覚を忘れないように毎日毎日練習していきます。まだ耕太郎さん、翔太さんには追いつけていないので、もっともっとうまくならないといけないです。対抗戦ではああいう形で勝てたけど、次慶應とやったら分からない。高い意識を持って、前回以上の準備をして、試合に臨みたいです」

<15人がひとつになっていざ、出陣!>