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2024
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対東芝青梅 社会人相手に笑顔の勝利!


 反省多き辛勝から一週間、今季初めての社会人・関東1部の東芝青梅を相手に試合は行われた。意識したのは「低くタックルすること、走り勝つこと」(フランカー・渡辺千明)。前試合に引き続き、外国人選手を擁する社会人相手に、ディフェンスの成長を見せることが出来るかが焦点となった。
 ワセダのキックオフで始まった前半、キックは10mラインに及ばず、いきなり迎えたファーストスクラム。あまり体験することのない社会人のパワーに圧倒され、ずるずると後退してしまう。このまま相手の勢いに飲み込まれてしまうのか… しかし、そんな不穏な空気を取り払ったのが9分、BKの連係による見事なトライだった。ゴール前でのラインアウトから左へ展開、ボールを受けたFB丹羽弘旭が絶妙なタイミングでWTB岩澤慶吾へパスし、そのままインゴールへ飛び込み先制点をあげた。17分に同点とされるも、すぐさま反撃。6分後には岩澤が華麗なステップで相手をかわし、再びトライを奪う。続けて34分、またも岩澤が相手ディフェンスを振り切り、リードを広げ15-5でハーフタイムとなった。
 後半は流れを掴むことが出来ず、東芝青梅ペースでゲームが進む。14分、ラックをターンオーバーされ、がら空きになったオープンサイドを突かれる形で1トライ差まで迫られてしまう。しかし、その後は粘り強いディフェンスと素早い集散で再三のピンチを乗り切ったワセダ。19分には敵陣22mライン付近でインターセプトしたCTB荒田小太郎が抜け出し、ゴール下へグラウンディング。更に32分、ロック・冨田隆史がこの日、締めくくりとなるトライを決めて27-10でノーサイドを迎えた。
 社会人相手の快勝に、試合後の選手たちの顔は晴れやかだったが、「細かいところはまだまだ。みんなとは気を引き締めていこうと言っています」(CTB後藤隆太)と、すぐに気持ちを切り替えていた。「ジュニアのやつらは今の状況に甘んじることなく、上のチームを目指してやる。それがチーム全体の力になると思うんで」(SO常藤健)。勝利に満足することなく、常に先を見続けるジュニアチームの姿勢は、ワセダ全体にとっても大きなカンフル剤となるはずだ。

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<攻守に先頭に立ったフランカー渡辺千明>
「今日は外国人選手がいるということで、低くタックルすることを心がけて、あとは走り勝つことを意識して挑みました。ディフェンスは、チーム全体では決まりごとはしっかり出来ていたし、よかったと思います。ただ、個人ではまだまだ。責任だったり、ボールキャリアだったり、足りないところがあるなと。でも、いつも試合後はコーチに怒られているんですけど、今日は褒めていただいたので、やりきった感じはします。楽しく出来ました。課題は、キャリアの部分。出せばトライというところで、出し切れなかったり、そういう場面が何回もあって、もったいないなと思ってます。まだまだ足りないです。今後へ向けては…、特に明治というのは特別な相手。どんな形でもいいから勝ちます」

<ケガから復帰しチームを引っ張ったSO常藤健>
「今日の試合は、相手がでかいんで、引かないこと、とにかく前に出ること、受けないことを意識してやりました。ディフェンスに関してはまだまだ。もっとプレッシャーかけられると思います。アタックは抜けたし、そこまでは良かったけど、その後のフォローが足りない。チャンスをチャンスに出来なかったです。そこが出来ればもっと取れたはず。抜けた後のラック、ダウンボールの仕方が徹底出来てないと思います。そこを出来ればもっと楽にアタック出来たはずですから。ジュニアのやつらは今の状況に甘んじることなく、上のチームを目指してやる。それがチーム全体の力になると思うんで。自分も時間ないですし、がんがんジュニアを引っ張っていきます。みんなでシニア上がります」

<幾度となくラインブレイクを見せたCTB後藤隆太>
「僕はもともと体で勝てるプレーヤーではないんで、今日は迷わず思いっきりやればいいと思ってました。ディフェンスは、BKは抜かれなかったですし、良かったと思うので、これを続けていきたいです。今日は個人的にもチームとしてもいいところはありましたけど、細かいところはまだまだ。選手間では気を引き締めていこうと言っています。これから先も、今回と同じ意識でやっていければいいと思います。あとはもっと走れるようになれば。意識して今後も練習していきたいです」