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2024

新人早慶戦 今、そこにある危機


 またしてもやってきた『暗黒の水曜日』。ワセダの誇りは…、ワセダの強みは…。あれからちょうど一週間。前途洋洋、希望に胸膨らませてきたはずのルーキーたちは、再び上井草でひれ伏した。「先週ワセダの誇りを傷つけてしまったところがあって、このゲームでしか取り返せなかったにも関わらず、こういう試合をしてしまった…。本当に変わらないといけないですし、改めて危機感です…」(ゲームキャプテン・原田季郎)。
 キックオフから続いた相手の猛攻を凌ぎきり、12分幸先よく先制トライこそ挙げたものの、この日も大局は先週と同じ光景。まったくリフトのできていないラインアウトは、ほぼ壊滅。ボールを保持すれども、刺さってくださいと言わんばかりの冴えないアタックを繰り返しては、タックルの餌食。結果、接点ができたところに人数(+激しさ)で劣り、ターンオーバー…。ディフェンスはアップしきれず、キレーに外まで繫がれる。20分、38分、40分、47分…。同じような形で立て続けにトライを許し、みるみるスコアは広がった。仕込まれた感アリ、迷いなくノビノビ、生き生きプレーする慶應とは裏腹に、苦悶の表情を浮かべるルーキーズ。ワセダ本来の姿はどこへ? 続出したミスはともかく、ここで勝つ!こうやって勝つ!だからこうする!の意図、意思を、まったく見ることができなかった。圧倒する個もなければ、それを補う組織もこの日はなし…。
 最後までいいところなく、先週に続き、屈辱の5-36。いつだか振りの1年早慶明連敗。あらゆる面で課題山積み。さらには、組織の進んでいる道は確かなのかを問われかねない敗戦。それでも…、2戦通して孤軍奮闘のリーダー、原田季郎の目は死んでない。「この試合後にやった練習から3年後の早慶戦、早明戦に繫げていこうって。練習からひとつひとつをきっちり取り組んで、リベンジするという気持ちは絶対に忘れません。自分たちの学年で本当に早明戦に勝つことができるか。その危機感がありますし、だからこそ、日々体を張って、ひとりひとりが成長していけるか。これからが勝負だと思ってます」。全員で乗り越えろ。ワセダ、今そこにある危機―

<チーム全体の成長を!2週連続の大敗に危機感を口にする中竹監督>
「先週よりはひとりひとりが意図を持ってやろうとしていたけれど、1週間でこれだけの成長では勝てるチームにはならない。もっともっと練習して、強く、うまくなる必要がある。危機感を持ってやっていこうと1年生たちには伝えました。本当に自分たちは弱いのだからがんばるという気持ちを心に刻んで、体づくりを含めがんばっていかないといけない。点数が離れた局面で『Explosion』するプレーヤーがでてくること、状況を打破する、爆発してくれることを期待したけれど、出てこなかったのは課題。上のチームも含め、しっかりと力を発揮する選手、爆発する選手を育てていきたいと思います」

<新たな覚悟!悔しさを胸にリベンジを誓うゲームキャプテン・原田季郎>
「先週の明治戦に比べたら、まだ大分できたというか、少しは前にでることができましたけど、ひとりひとりのタックルが甘かったですし、もっともっと前に出てディフェンスしないとダメでした…。簡単にパスされてしまって、ロングゲインを許してしまって、もっと前に出るディフェンスに拘らなくてはと思いました。アタックする時間は結構ありましたけど、攻めが単純だったというか、相手が複数でディフェンスにくるところをワセダはひとりで行ってしまって、ブレイクダウンの寄りも遅く、相手の方が早くて、絡まれて、セットされて…。もっとブレイクダウンにも拘って、セットできるようにならないといけません。先週の早明戦でワセダの誇りを傷つけてしまったところがあって、このゲームでしか取り返せなかったにも関わらず、こういう試合をしてしまったのは、本当に変わらないといけないですし、改めて危機感です。反省練の後にも小島さんに、1年生で試合をするのはこれで終わりだけど、今日から、この試合後にやった練習から3年後の早慶戦、早明戦に繫げていこうと言われました。練習からひとつひとつをきっちり取り組んで、3年後にリベンジするという気持ちは絶対に忘れません。本当にひとつひとつのタックルで変わってくるということが、今日改めて分かりました。自分たちの学年で本当に早明戦に勝つことができるか。その危機感がありますし、だからこそ、日々体を張って、ひとりひとりが成長していけるか。これからが勝負だと思ってます」