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2024
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<早スポ提供>対帝京大B このままでは終われない

 
 「きょうの試合はFWで勝てなかったのが悔しいですね。そこで勝とうって言ってたんですけど…。」(辻監督)セカンドチーム、夏の最終戦は力負けだった。前半はFWが踏ん張り競った展開も、後半に入るとペナルティも重なり3トライを奪われ10-31で帝京大Bに完敗した。
 D、Cチーム連勝の勢いのまま前半序盤からワセダはCTB田邊秀樹を軸に攻め、再三のブレイクでゴール前まで迫るも要所でのミスから好機を逸してしまう。その後に得たゴール前ラインアウトのチャンスもオブストラクションで逃すと流れは徐々に帝京へ。22分同じような状況からモールを組まれ、最後はSHからのショートパントをWTBに好捕され先制トライを許してしまう。しかし、ワセダも33分にペナルティで敵陣深くまで攻め込むとラインアウトからBKに展開し田邊のパスを受けたFB黒澤健がインゴールを陥れ5-5。39分にはSH西田剛がパスダミーからFWの間を鋭くすり抜け逆転に成功するも、直後にキック処理のミスからトライを献上し10-12と互いに反則やミスからリズムを掴みきれないまま前半をほぼ互角の内容で終える。
  「敗因はペナルティの多さ」(辻監督)と指揮官が語るように、後半に入るとFWが圧力に耐え切れなくなりブレイクダウン、スクラムでのペナルティが目立ち始め、11分にはアーリーエンゲージから速攻を仕掛けられ追加点を奪われてしまう。「ワセダのテンポにしたかったので、チームで迷いはなかった」(ロック土屋鷹一郎)という自陣ペナルティのラン選択もハンドリングエラーなどから自陣に釘付けにされる事態を招きテンポアップすることすらできなかった。42分にゴール前でスクラムターンオーバーからボールを押さえられ10-31となったところでノーサイド、後半はワセダのやりたいことが何もできなかった。
 2連敗で合宿を終えることになったが若いメンバーも多いなか、試合毎に課題を修正し確実に成長を重ねてきたセカンドチーム。来週には4年生にとって最後のシーズンが幕を開ける。「赤黒を着れるように」(CTB内山竜輔)。「最後に自分が出られるように頑張ります」(CTB宮澤正利)。現状に満足する者は誰一人としていない、誰もが赤黒を目指し戦い続ける。このままでは終われない。

早稲田スポーツ新聞会・原敬寛>


<SH西田剛>
「やっぱり帝京はFW中心のラグビーで、ワセダとしてはノーペナルティを掲げていたんですけど、ペナルティが多かったですね。ブレイクダウンや一対一の部分は劣勢で、スクラムに関してはしっかりキープできた時もあったんですけど、ここ1番での集中力が足りませんでした。前回の天理戦で課題として出たDFのセットの部分は改善されて近場のセットは出来ていたんですけど、ブレイクダウンは課題として残りました。走り負けたわけではないんですけど、受けてしまったのとペナルティもあったりして、積極的に自陣から攻めてもミスで自陣に釘づけになってしまいました。前半から自分たちのリズムでゲームをしたかったです。夏合宿は個人としてもチームとしても多くの収穫がありました。上下関係なく全員が体を張れるようになりました。僕自身は主務の役割もあるんですが、それでも9番を狙って榎本にチャレンジし続けることがチームにとっても1番いいことだと思っています」

<CTB内山竜輔>
「Bチームの悪いところが全て出てしまいました。ペナルティを繰り返してしまったり、練習中のミスに対してのゆるい雰囲気とかが試合に現れてしまいました。FWはスクラムやらラインアウトなどのセットプレーに関しては頑張ってくれていたと思います。問題なのはセット以外のところでプレッシャーを受けてまったこと。これはFWだけではなく、BKも含めチーム全体のブレイクダウンで劣勢になってしまいました。それがきょうの大きな敗因だと思います。対抗戦も開幕しますが合宿の最後の結果は、この通りで決して満足できるようなものではないけど、下山してからは今回の合宿の反省を生かして、赤黒を着れるように頑張りたいです」

<CTB宮澤正利>
「Bはミスが多くて。いつも同じ課題が出ますし、メンバーが若いというのもあるので、上井草に帰ってしっかりやり直したいと思います。Aはああいう場(途中出場)で出来れば自分としても楽しいです。1試合でも多く上の試合に出られればと改めて思いました。夏シーズンが終わりましたが想像以上にキツかったです。これが試合の中で秋以降成果として出ればいいと思います。CTBのポジションは人数が多いですし、競争相手が多いのはいいことだと思うので、最後に自分が出られるように頑張ります。対抗戦ではどのチームもうちを目指してきていると思いますし、ワセダ自身も昨年優勝しているわけではないので、あくまでチャレンジャーなので、1つ1ついい試合をして積み重ねていければと思います」

<ロック土屋鷹一郎>
「やっぱり帝京のFWは強かったです。後半になるとミスも多かったです。前回の天理戦で動き出しが課題となりましたが、きょうは動き出しについてはできたと思います。スクラムは相手にいいボールを供給されてしまいました。でもまずはワセダのミスから帝京のテンポにしてしまったので、つまらないミスを無くすことと、スクラムが課題です。ペナルティでのラン選択は時間もなくワセダのテンポにしたかったので、チームで迷いはありませんでした。合宿には前半は怪我で後半から参加したんですがみんな走り込んでいるなと感じました。Aのバックローは鉄板のようになっていますが、Bなど下から突き上げていきたいです。このままでいるつもりはないので3人の脅威となれるように頑張りたいと思います」