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2024

対筑波 「春シーズン折り返しも、筑波大に完敗」

山下組の始動から1カ月となったこの日、上井草に難敵・筑波大を迎えて春季オープン戦が行われた。ケガや∪―20日本代表で主力を欠くワセダは、ブレイクダウンを制圧され予想以上の苦戦を強いられることになる。マイボールを継続できず、度重なるペナルティもあり攻撃の形をつくれないままノーサイド。7-47というスコアに、試合後に練習を行った選手たちの表情は一様に厳しかった。

昨季の関東大学対抗戦では、筑波大の素早い集散と粘りのあるランに苦しみながらも、何とか白星をもぎ取った早大。今回の対戦も決して楽な試合にはならないと、誰もが分かっていたはずだった。しかし試合開始10分、パスカットからトライを献上すると、ここからずるずると失点が続いてしまう。マイボール時にはミスとペナルティで自らチャンスをつぶし、ブレイクダウンをあっさりとめくられる場面も目立った。フェーズを重ねるどころか、ボールキープすらままならないチームに、得点を挙げることは不可能だ。前半終了間際にはスクラムを押し込まれて認定トライを奪われ、スコアは0-28に。終始ディフェンスに追われる40分となってしまった。


立て直しを図りたい後半だったが、なおも自陣を脱することができない時間が続く。後半24分、相手のペナルティで得たスクラムから、WTBに入っていた原田季郎(教3=福岡・筑紫)が抜け出し個人技で意地の1トライを返した。ところが、直後のキックオフから逆にノーホイッスルトライを許してしまうなど、最後まで良いところなし。「あと10分頑張ろうよ!」グラウンドにはそんな筑波大の選手の声が響く。対照的に、自分たちのラグビーができない早大の選手たちは疲れの色を隠せなかった。終わってみれば7-47という点差がついたが、それ以上に内容面で開きのある、不満の残る試合となってしまった。

テーマとして掲げていたはずの『キープ・ザ・ボール』は、大きな課題としてチームにはね返ってきた。ブレイクダウンの立て直しが急務だろう。早大は確かにチームの中心となる選手を欠いていたが、それは筑波大も同じこと。主力が戻れば…そんな言い訳はもう通用しない。12日に控える早慶戦に向けて、一人一人の意識改革が求められている。

(記事 早稲田スポーツ新聞会 戸張遥、カメラ 千葉太一 穂積麻衣)

フランカー山下昂大主将(スポ4=東福岡)
――きょうの試合の感想について

完敗ですね。
――40点差についてはいかがですか
悪かったところは明確なので、そこをしっかり修正していきたいと思います。
――悪かったところとは具体的には
アタックの継続率が低すぎました。アタックのブレイクダウンで負けていたので、そこを練習で修正したいです。またスキルもそうですが、寄る意識があれば変わると思います。
――試合後にはすぐに練習をしていました
体的にはもちろんキツいですけが、あれもスキルというか、できなかったことをやっているだけなので。それでも中にはやらされている雰囲気の人もいたので、それは自分的にショックですね。
――辻監督にはどのようなことを言われましたか
まあ、同じですね。運動量の少なさとかそういうところを指摘されました。
――来週の慶大戦はどのような意識で臨みますか
ブレイクダウンもそうですし、もっとビッグタックルしたいですね。ことしのワセダはそういうチームなので。
――非常に良いタックルがありましたね。手応えとしてはいかがですか
タックルには入れてはいるのですが、結局ボールを取れなかったら一緒なのでそこまでこだわりたいです。


早大スポーツ記事は下記まで。
http://www.wasedasports.com/rugby/110606-2.php