こんにちは。主務の堺です。
昨日、第2回目の研修部会の講演ということで、辻監督が現役時代の時の監督だった日比野元監督にお越しいただき『早稲田ラグビーの歴史』というテーマで話をしていただきました。
創部後、慶應大学や同志社大学からラグビーを教えてもらっており、このままでは、慶應のラグビー部に勝てないということで、1927年に学生の手で豪州遠征を船で片道約30日間かけ実施した話。部員数が36人の時代があり、青山学院大学や立教大学と合同合宿をしていた話。日比野元監督の座右の銘が「努力は運を支配する」になったきっかけを作った早稲田大学OB 昭和48年卒 宿沢広朗氏の話。様々な早稲田大学ラグビー部に関する話をしていただきました。その中で特に印象的であったのが、辻監督と日比野元監督がおっしゃることが、ほとんど類似していることでした。ラグビーの話も然り、早稲田大学ラグビー部の部員としての心構えも然り、今も昔も、早稲田大学ラグビー部に求められているものは変わらないなと感じました。
今回、お話を聞いて、自分たちには早稲田のアイデンティティを守る義務があると感じました。また、先輩方の苦悩があり、93年もの間、愛されるチームが築き上げられたこと、自分たちがどんなに恵まれた環境でラグビーができているかということを再び考えさせられました。早稲田ラグビー蹴球部に対しての責務を果たせるよう、努力し、運を支配する境地まで達すことができるよう、努めていきたいと思います。これからもご声援よろしくお願い致します。
最後に、4年生のWTB瀧口にも今回の講演の感想を聞きました。
『今回、日比野さんの話を聞いて、自分たちが所属しているこの部が93年間もの間、様々な経験をし今日に至ることに、深く感銘を受けました。特に日比野さんの言葉の中の「古いことが伝統ではない、目標達成の努力を継承してきた歴史が伝統」という言葉に、早稲田大学ラグビー部の向上心と誇りを感じました。これから、この組織目標を達成できるように全力で励んでいきたいと思います。』