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JJ『原田がジュニア・ジャパンで先発フル出場!』

 原田がジュニア・ジャパンで先発フル出場!

 

 日本開催のラグビーワールドカップ2019を見据え、ことしから設置された若手育成プロジェクトのメンバーと、SH内田啓介(筑波大)ら日本代表の控え選手により編成されたジュニア・ジャパンが東京・秩父宮ラグビー場でトンガ代表と公開練習試合を行った。早大からは唯一、コンディション不良の選手に代わり追加召集されたWTB原田季郎(教4=福岡・筑紫)が選出。試合は24-45で敗れたものの、原田は先発フル出場を果たした。

 「できることをやってやろうって気持ちで臨みました」。左WTBで先発出場した原田。フィジカルの強いトンガ代表に臆せず、自慢の快足を飛ばし積極的に突破を試みる。何度かキックカウンターから好機は演出するも、相手を抜き去るには至らず。早大ではトライを量産している原田だが、この日はインゴールを陥れることができなかった。ジュニア・ジャパンは終始トンガ代表に劣勢を強いられ敗戦。原田は試合終了までプレーした。

 日本の若き才能が集まった今回のジュニア・ジャパン。日本代表との合同練習やトンガ一戦を踏まえ、「今のままでは全然通用しない」と原田は自身のプレーを振り返った。それでも、「2019年(のラグビーワールドカップ)は積極的に狙っていきたい」と、将来の日本代表入りを熱望した原田。今回の経験を糧に今後の国際舞台での活躍にも期待したい。

 
(早稲田スポーツ新聞会 中川隆盛) 

◆コメント
WTB原田季郎(教4=福岡・筑紫)
――ジュニア・ジャパンに追加召集。選出されたお気持ちはいかがですか
選ばれたときはかなりびびっていたんですけど、試合をやるんだったらできることをやってやろうっていう気持ちでやっていました。試合をやってみても、思ったよりもボコボコにされなかったので、頑張ればもっといけるのかなと。今回はいい経験になりました。
――試合を振り返って
トンガ代表が強かったことが一番印象に残っています。それでも試合を実際にやってみて僕が想像していたより、思っていたよりは日本は通用するのかなと思いました。
――日本代表と一緒に練習を行ってみて
めっちゃ緊張しました(笑)。いきなり呼ばれて、最初の練習が日本代表との合同練習だったので(笑)。僕自身のプレーは日本代表ではまだまだ通用しないと思いました。
――ジュニア・ジャパンでの練習はいかがですか
とてもいい経験になっています。世代の違う人であったり、僕がこれから社会人になって戦っていかなければいけない選手の方々とともにプレーできるのはとても僕自身にとっていい経験になっています。
――きょうのメンバーには帝京大や筑波大の選手も選出されていました
持っているものはあると思います。コミュニケーションの取り方も上手いですし、見習わなければいけないところがいっぱいあるなと思いました。
――WTB中靍隆彰選手(スポ4=福岡・西南学院)とは違ったタイプのWTBである竹中祥選手(筑波大)とコンビを組んでみて
竹中には竹中のプレースタイルがありますし、僕は僕のプレースタイルがあるので特に意識せずに試合に臨みました。
――日本代表への思いを聞かせてください
今の段階ではまだまだ通用しないと思ってるんですけど、やっぱり2019年は積極的に狙っていきたいと思います。

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