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2024
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vs流大B 『カテゴリー2へ降格。悔しい敗戦』

12月11日 関東大学ジュニア選手権 対流通経大B 早大上井草グラウンド
 

 
  ついに迎えた関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)の入れ替え戦。カテゴリー1残留をかけ絶対に負けられない早大Bは、流通経大Bとの一戦に臨んだ。立ち上がりは敵陣でプレーし続け、流れをつかんだかに思われた早大B。しかし、徐々にミスが目立ち始め前半だけで3トライを奪われてしまう。ミスは後半も減らず、最後まで逆転することはできなかった。10-22でノーサイド。カテゴリー2への降格が決まった。
 
  開始直後、キックを有効に用い敵陣まで攻めこんだ早大B。しかしそのパスをインターセプトされると、ライン際を走り切られ先制点を許してしまう。11分にPGで得点を挙げた後も、自らのミスから自陣でボールを奪われ失点。差を広げられてしまう。反撃に転じたい早大Bは、ロック河野秀明(創理4=東京・早実)のチャージからターンオーバー。そのボールを生かし、FWがインゴールをこじ開け10-12と迫る。だが、その後もキックでエリアを取ろうとするが、なかなか陣地を回復することができず、自陣での苦しいプレーを強いられてしまった。35分には流通経大Bの大きなFWを止めることができずに失トライ。10-17で折り返した。
 
  後半に入ってもミスは減らなかった。パスミスからボールを失い、自陣5メートルライン付近まで攻めこまれてしまう。それでも、気迫のこもったディフェンスでインゴールは死守。しかし、FB滝沢祐樹(基理4=福島)のランなどでゲインを重ねるも、要所でペナルティーを犯し、トライを決め切ることができなかった。逆にペナルティーからのラインアウトモールで追加点を挙げられ、10-22と再び離される。このまま負けるわけにはいかない。自陣からでもフェーズを重ね、反撃を試みる。しかし、トライまでは結びつけることはできなかった。10-22で無念のノーサイド。カテゴリー2への降格が決定した。
 
  「すごく悔しい」(フランカー寺川賢太ゲームキャプテン、スポ4=福岡)。この一戦は、入れ替え戦であるとともに早大Bとして予定されている最後の公式戦。勝利への欲はなおさら強いものだった。しかしこのゲームの勝敗を分けたのは、今季を通して見られていた要所でのミス。得点を取り切るべき場面でのボールロストやペナルティーがこの試合でも多く見られた。Aチーム、Bチーム関係なく、精度の向上は急務だろう。この後に控える全国大学選手権のためにも、チームを通じての課題の克服に期待したい。
 
(早稲田スポーツ新聞会 本田理奈)
 
コメント
 

フランカー寺川賢太ゲームキャプテン(スポ4=福岡)
――いまの率直な気持ちを教えて下さい
入れ替え戦だったのに負けてしまって、すごく悔しいです。
――具体的な敗戦の原因はどういったところにあったのでしょうか
相手のプレッシャーももちろんあったのですが、相手に負けたというより自分たちの甘いところが出て、自分たちに負けたと思います。ミスもありましたし、自分たちがやろうとしていたラグビーとは違うプレーをしてしまって、自滅していって、それが負けにつながってしまったと思います。
――チームの雰囲気が下がってしまった際、ゲームキャプテンとしてどういったことを心がけていましたか
チャレンジしたらミスはつきものだと思うので、ミスしたことではなくて、ミスした後の態度やプレーに気を付けていました。声を掛けたり、盛り上げたりしようとしたのですが、チームとしては自分たちのミスで落ち込んで、またミスをして落ち込んで、というBチームの悪いところが出てしまったのかなと思います。
――この試合の反省点としてはそういったところだったのでしょうか
もちろんプレーの精度が低くてミスしてしまったということもあるのですが、それ以前に気持ちの部分が全然だめだったと思います。
――ご自身のプレーを振り返ってみていかがでしたか
最後までチームに貢献できるような動きができなかったのが個人的には悔しいです。
――前に出てタックルしている姿が印象的でした
流通経大BのFWが大きいということは分かっていたので、一人だけでいくのではなくて、必ず全員で前に出て、低くタックルにいくということを掲げてゲームに臨んだので、自分が先頭になってタックルしてやろうという気持ちがありました。その気持ちを少しは出せたと思いますが、トータルで見たらまだまだ足りないので、そういうタックルが毎回できるように磨いていきたいと思います。
――試合に入る前はどのような声をチームにかけたのでしょうか
Bチームとしてはラストのゲームになるので、今までやってきたことを悔いの残らないように全部出そう、絶対に勝ちにいこうということを話しました。
――試合後に後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)とはどんなお話をされていたのでしょうか
まずはすみませんでした、と。後藤監督からは、責任は全部持つ、と言われました。結果は(カテゴリー2への)降格ということだったので。それでも、Bチームはこれで終わりですが、下を向いてめそめそしている暇はないです。あさってから全国大学選手権も始まりますし、ぼくら自身も絶対に赤黒を着てやるという思いで、できることもたくさんあると思うので、残り少ないかもしれないのですが、できることを全力でやっていこうと話しました。
――今後に向けて意気込みをお願いします
ぼくはフランカーですが、(Aチームの)フランカーの裏が一人空いています。残された試合はなくて見せ場は練習しかないと思うので、練習でAチームを圧倒する気持ちで、僕がBチームの先頭に立ってタックル刺さって、絶対に赤黒をもぎ取ってやりたいと思います。
 

プロップ柴田雄基(文2=愛知・千種)
――この試合を振り返ってみていかがでしたか
前半、寺川さんから試合の入りを意識するように言われていたのですが、あまりチーム全体として気合いが入っているという感じがなく、いつもよりも声も出ず、ズルズルいってしまいました。後半の最後の方は声も出るようになり、盛り返したという感じでした。とにかく入りが悪かったという感じですね。課題というよりも、練習から寺川さんの言われていた入りの面での問題が解決せずに出てしまったと思います。
――スクラムはいかがでしたか
朝の雨の影響で多少は滑る部分はあったが、そこまで影響はなかったです。スクラムに関しては押せるという自信がありました。
――ラックサイドのディフェンスについてはいかがでしたか
練習では皆が声を出して、周りにも熱が伝わるような非常に激しいプレーが出来ていましたが、そのプレーへのこだわりが少なかったかなと思います。練習でやったことを上手く出せなかった試合だと思います。
――FWがタテに出るプレーが目立ちましたが、アタックについてはどういう考えだったのでしょうか
強いプレーを意識していました。もともとキックゲームということがゲームプランとしてはあって、そのあとに起こる接点で、練習でやってきた強いプレーをしようという意識がありました。ハーフタイムにはコーチからラックサイドのアタックで勝っていると言われていたので、こだわっていこうと思っていました。
――全国大学選手権に向けての意気込みをお願いします
負けたら終わってしまうので、今日のことを引きずることなく、天理大、朝日大、東海大と下を向かずに、練習もまた月曜日から始まるので思い切りぶつかっていきたいです。
 

SH吉岡航太郎(スポ2=国学院栃木)
――この試合を振り返っていかがですか
絶対に勝ちたかったのですが、自分の思うようなプレーができなくて、4年生に申し訳ないです。
――ゲームプランはどのようなものだったのですか
当初雨の予報だったのでキックを多めにしようということで、晴れたのですがそのままのプランでいきました。
――エリアを取ることに関して、キックはいかがでしたか
SOのキックにつながるパスが悪くて、蹴る人が蹴りにくかったというのはありました。
――SOとの連携は取れていましたか
きょうは1本のパスミスがペナルティーに繋がるということがあって、そこで連携が取れていないというのがありました。
――全国大学選手権への意気込みをお願いします
今の時点ではメンバー外なので、出られないなら出られない立場から全力でサポートをして、出ることができたら本当に死に物狂いでやりたいです。
 

FB滝沢祐樹(基理4=福島)
――本日の試合を振りかえっていかがでしたか
入れ替え戦ということもありましたが、今までやってきたBチームの最後の試合ということで、勝敗どうこうよりも、自分たちが普段からやってきたことをどれだけ出しきれるかにしっかりフォーカスして練習をしてきました。しかし、前半はBKのミスで自陣に釘付けになってしまい、我慢できずに得点をゆるしてしまいました。クレバーに敵陣でラグビーをしていこうということが徹底しきれず、負けにつながったと思います。
――4年生として臨んだ自身の意気込みはいかがでしたか
Bチームの試合ということもあるのですが、シーズンも佳境に入ってきて、この試合はAチームに残るためのセレクションだと後藤監督もおっしゃっていました。試合に勝つため、Aチームに残るため、全てを出しきろうと準備してきましたが、自分のミスでチームに迷惑をかけてしまったのが申し訳ないです。
――アタックに関してBKの展開攻撃が目立つ場面が少なかった印象でしたが、どういう考えがあったのでしょうか
予報が雨と出ていたので、しっかり雨に備えてキックを中心に敵陣でプレーして、FWの力強いプレーで活路を見出だしてこうと決めていました。しかし実際は晴れていたので、相手がプレッシャーをかけてきた場面でもっと上手く外に展開すればゲインを奪えたと思いますし、実際に後半の入りの部分を筆頭にゲインできたので、チャレンジしても良かったのかなと思う面はあります。戦術自体ではしっかり全員で統一できていて、そのことは良かったかなと思います。
――風の強さといった天候状態が前後半で大きく変わり、FBとしては非常に難しい試合だったと思いますが、いかがでしたか
雨が降ると思っていましたが、結果としては晴れて、そういったコンディションの変化にしっかり対応できるようにとは思っていました。しかし、風下の前半にキックチェイス後に簡単に裏を取られ、自陣に釘付けになってしまったことは自分を含めてBKで改善すべき点だったと思います。
――キックカウンターの際に蹴り返すかカウンターを仕掛けるかの線引きはどのように決めていたのでしょうか
きょうはキックでエリアを押し上げようというプランがあったので、まずは蹴り返してエリアを獲得してFWを前へ押し上げていこうと考えていました。ただ、振り返ってみるとミスなどもあり、もっと積極的にBKで攻めていった方が良かった場面も多かったと思います。
――全国大学選手権に向けての意気込みをお願いします
12月に入り、チームも早明戦に負けて大学選手権に入っていくなかで、流通経大Bに勝って勢いをつけていこうと思っていたなかで負けてしまいました。しかし、負けたから下を向いているわけにもいかないので、下を向かずに部員全員、Bチームから盛り上げて、Aチームの練習相手ということではなく、岡田組全員で最後まで諦めずに闘っていきたいと思っています。