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2023

【部員紹介/第26回】遠山拓(4年・WTB/FB・國學院久我山)

早稲田大学ラグビー蹴球部に所属する24年生の選手・スタッフが相互インタビューで理解を深める連載企画、第26回は遠山拓(4年・WTB/FB・國學院久我山)。

取材:木村陽季 構成:早稲田大学ラグビー蹴球部広報 写真:鳥越裕貴


努力で補える部分で勝負する。

楕円球を追い始めたのは小学校1年生の頃だった。元々ラグビーをやっていた父親に連れられラグビースクールに向かったが、はじめは練習が嫌でサボってばかりいた。徐々に練習に参加するうちにタックルの楽しさに気づき、ラグビーへ真剣に取り組むようになった。

より高いレベルでラグビーがしたいと考え、中学から國學院久我山へと進学した。高校ではきつい練習をしているにもかかわらず、2年まであまり勝つことができずつらい生活だったそうだ。2年の時に花園に行くことが出来ず、悔しさが残った。その悔しさをバネに3年ではチーム一丸となり練習に励んで花園出場を達成、ベスト8という戦績を残した。負けて引退する時は悲しかったが、それなりに満足できる結果だった。

早稲田ラグビーに幼い頃から憧れているわけではなかったが、高校生の時にTVで早稲田の試合を見たことがきっかけで目指すようになり、大学受験では早稲田一本に絞り、他の大学は一切受けていなかった。自己推薦で三つの学部を受けると共に一般受験も視野に入れて勉強していたと聞き、早稲田しか受験していないその決意におおいに驚かされた。

最終学年となった今季の目標はアカクロを着て試合に出ること。バックスリーにはタレントが多い中、努力して、自分だけの価値を創ることで試合出場を目指している。自分の努力で補える部分で勝負する、そのために現在はデフェンスに取り組んでいる。

遠山は人間味があり、誰とでも嫌味なくまっすぐに接し、楽しむ時は楽しみ、向き合う時は向き合ってくれるところがある。ラグビーにも真摯に取り組んでいるのがいつも伝わる。その人間性がプレーに出ていると感じる。彼の堅実なプレーに注目してほしい。