宿敵・帝京大との3連戦の締めくくりとなった早大B対帝京大Bの一戦。前半は両者譲らず、得点に繋がらない時間が続く。試合が動いたのは開始17分、早大Bが待望の先制点を奪う。その後も得点を重ねるも、前半終了間近に帝京大Bに初トライを許し、12-7で試合を折り返す。迎えた後半、逃げ切りを図る早大Bだったが、帝京大Bの猛追を受け逆転される。早大Bも食らいつきトライを返したものの、終盤に突き放され17-35で敗北を喫した。

前半戦から早大Bが果敢に攻め込む。開始2分、CTB藤井雄⼠(社3=北海道・札幌⼭の⼿)が鋭いランで大きくゲイン。テンポよくパスを展開し、敵陣22メートルラインまで迫ったもののグラウンディングには至らず。先制点の好機を逃した。
続く前半5分、敵陣ゴール前で帝京大Bボールのスクラムを迎えるが、相手のプレッシャーに大きく押されてしまう。しかし前半6分、敵陣で早大Bボールのラインアウトを確実に成功させ、再び絶好の先制機が到来。早大Bは攻め続けたものの、ノットリリースザボールの反則を取られ、このチャンスもものにできず。今度は帝京大Bに攻められる展開となる。ディフェンスラインを突破しかけた相手選手を、NO8狹間⼤介(スポ4=福岡)やSH渡邊晃樹(スポ3=神奈川・桐蔭学園)が果敢なタックルを披露。今試合は序盤から激しい攻防が続く中、要所で早大Bの守備力が光る。
]試合が動いたのは前半17分だった。敵陣でのアドバンテージから早大ボールのラインアウトで確実にボールを獲得。モールを形成し、そのままHO丸橋怜央(商4=埼⽟・早⼤本庄) が上手く押し込み、待望の先制トライを奪った。
勢いに乗る早大Bは前半23分、敵陣で相手ボールスクラムを組む。先ほどは大きく崩されたものの見事な修正力を見せてコラプシングの反則を誘い、一気にチャンスとなる。小刻みにパスを右サイドに展開する。藤井、SO⽵⼭史⼈(スポ1=神奈川・桐蔭学園)最後はWTB髙野恵次郎(スポ1=福岡・⼩倉) と繋ぎ、追加点を挙げた。
前半終了間際に、ここまで阻んできた帝京大Bに意地の初トライを許すものの、12-7と5点のリードでハーフタイムを迎えた。

迎えた後半戦、逃げ切りを図る早大Bだが、帝京大Bがそのまま終わるわけもなかった。
後半開始早々、帝京大Bに猛攻を仕掛けられすぐさま逆転を許してしまう。
何とか食らいつきたい早大Bは後半8分、FB松本桂太(スポ2=神奈川・桐蔭学園)からWTB⻄浦岳優(社3=東福岡)へとパスが繋がり、見事にトライ。再び、逆転に成功する。ここから突き放したい早大Bは攻め続けるものの、強靭なディフェンスに阻まれ追加点が奪えない。
すると後半23分、帝京大Bに逆転トライを許すと、そこから立て続けにトライをあげられる展開に。終盤勢いに乗る帝京大Bを止めることが出来ず、17-35でフルタイムを迎えた。

宿敵を相手に17-35と悔しい敗北を喫したものの、随所に今後に繋がる収穫と課題が見えた一戦だった。一番の課題となったのは、敵陣深くへ攻め込みながらもグラウンディングに至らないシーンが再三見られた決定力の不足だ。好機にトライを決め切れなかったことが、終盤の試合の行方を左右しただろう。しかし、前半5分に大きく押し込まれたスクラムを前半23分には反則を誘うまでに立て直した修正力は見事だった。さらに、1年生の竹山や髙野など、要所で光ったルーキーたちの活躍はチームの大きな活力となる。何より、相手の猛攻に対して何フェーズも耐え抜いたディフェンスは早大Bの意地を感じさせるものだった。今試合で得た収穫と課題を糧に、次戦での白星を掴み取ってほしい。
記事:飯塚咲 写真:髙木颯人、木田翔子(早稲田スポーツ新聞会)
