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2026
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釜石日記/Day4

釜石合宿最終日は、午前中に鵜住居復興スタジアムにて「Player’s Training」を実施した後、スタジアム清掃を行い、午後には釜石から東京へ戻りました。

「Player’s Training」は、4年生がコーチ役となって練習メニューを企画・運営するチームビルディング企画です。普段はコーチ陣が考案したメニューやトレーニングに取り組む選手たちが、自ら練習内容を一から考え、チームを指導しました。学生自身が感じているスキル面での課題解決を図るとともに、主体性やリーダーシップを育むことを目的として実施されました。

スタジアム清掃では、4日間お世話になった鵜住居復興スタジアムへの感謝の気持ちを込めて、チーム全員で清掃活動に取り組みました。ロッカーやスタジアム内の掃除、バックスタンドの木製ベンチの塗装ややすりがけ、グラウンドの芝清掃などをグループに分かれて実施いたしました。

昼食では、カツカレーを振る舞っていただき、スタジアムを出発する際は、大漁旗のお見送りがありました。

3泊4日の釜石合宿では、ラグビー面での成長はもちろん、人間性を磨く貴重な機会となりました。震災学習を通じて、現在の私たちが送る日々は決して当たり前のものではなく、一日一日がかけがえのないものであることを改めて学びました。

私たちを温かく迎え入れてくださった釜石市の皆様、ご支援を賜りました寄付者の皆様をはじめ、本合宿にご尽力いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。

釜石の皆様への感謝を胸に刻み、日本一という結果で恩返しができるよう、東京へ戻ってからも日々の練習に全力で励んでまいります。また、菅平合宿に向けても士気を高めて参ります。

《池本晴人(4年/WTB)コメント》
まずはじめに、今回の釜石合宿を開催するにあたり、ご尽力いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。ラグビーの街であり、東日本大震災の被災地でもある釜石の地で行った3泊4日の合宿は、ラグビーの技術向上にとどまらず、一人の人間として自らを見つめ直し、大きく成長する貴重な機会となりました。
この合宿を通じて私が感じたことは「何気ない日常の尊さ」と、「感謝の気持ちを行動に移すことの大切さ」です。釜石祈りのパークで献花をさせていただき、震災の痕跡や復興の歩みに触れ、災害には当たり前の日常を一瞬で奪い去ってしまう恐ろしさがあることを、身をもって知りました。普段、私たちが不自由なくトレーニングに打ち込み、仲間と生活を送ることができている環境は、決して当たり前ではなく、多くの支援や恵まれた環境の上に成り立っているのだと、改めて感じました。
だからこそ、この恵まれた環境への感謝を胸に刻み、一日一日を大切に過ごさなければならないと感じています。そして、その感謝を抱くだけで終わらせるのではなく、身近な人々へ言葉や姿勢でしっかりと伝え、行動で示せる人間でありたいと思います。

《佐藤隼成(3年/SH)コメント》
清掃活動では、4日間使用させていただいたスタジアムの修復・美化を通して、私たちがラグビーをするフィールドがいかに多くの人たちのご尽力で成り立っているかを実感しました。また、沢山の方々の想いが詰まった鵜住居復興スタジアムにこの様な形で携わる機会をいただき、感謝しております。
私たちを温かく迎え入れてくださった釜石の皆様への感謝の気持ちを心に刻み、残りのシーズン、1日1日を大切にして全力で取り組みます。

《日向寺堪大(2年/SH)コメント》
今回の釜石合宿では、ラグビーが持つ力について改めて理解を深められたと感じています。鵜住居復興スタジアムはまさにその力を感じさせるものでした。ラグビーがあったからこそ、釜石の皆さんは復興に向け心を1つにし、未来へと希望を繋げることができたのだと4日間を通して実感しました。
釜石で得られた経験を糧にこれから始まる菅平合宿ではさらにレベルを上げ、試合を通して日々の感謝、そして東北出身としての誇りを全力で体現したいと思います。

釜石日記をお読みくださった皆様、ありがとうございました!

2026釜石合宿、完。

文・写真=早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム