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2026
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関東大学ジュニア選手権 筑波大学戦/観戦記

早大Bは関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)初戦で東海大Bに快勝。続く今節でも二連覇へ向けてさらなる一勝が欲しいところだ。試合が始まると、ラインアウトモールを連続して組まれ、ついに防ぎきれずに先制得点を奪われてしまった。それでも、15分にWTB池本晴人(社4=東京・早実)、19分にはHO堂薗尚悟(スポ1=神奈川・桐蔭学園)のトライが生まれ、筑波大Bに逆転。その後も安定したアタックで得点を重ねてリードを広げた早大Bは、31-5のスコアで試合を折り返した。後半が始まると、筑波大Bのミスからのチャンスを活かして連続トライ。しかし、次第に雨の勢いが強まると、両チームノックフォワードが増えていく。そんな過酷な状況でも、しっかりとパスを繋いだ早大B。試合終了までさらに点差を引き離し、66-5でジュニア選手権2連勝となった。

今試合2トライをあげ、活躍をみせたWTB池本

試合開始してすぐにCTB藤井雄士(社3=北海道・札幌山の手)の力強いゲインがペナルティを誘うと、池本が相手の隙を突き、タップキックで再開。そこからゴールライン前で攻撃を展開しようとするが、その後のパスが繋がらず惜しくもチャンスを失ってしまった。
流れが悪くなってしまった早大Bは、キック処理でミスを犯し、徐々にエリアを戻される。相手の50:22となるキックで自陣に侵入を許すと、ラインアウトモールを連続して組まれてしまった。その中でペナルティを何度も犯し、ピンチを脱出することができない。すると、ついにラインアウトモールを防ぐことができず、先制得点を奪われてしまった。
それでも13分に敵陣深くで堂薗の渾身のチャージが決まると、マイボールスクラムとなり好機を迎える。何度かラックサイドでフェーズを重ね、最後はSO寺田結(スポ3=広島・尾道)の冷静な判断により外で待っていた池本にパスし、そのままトライラインを割った。これにより早大Bが追いつき、試合は振り出しに戻る。
さらに19分にはラインアウトモールからサイドに仕掛けた堂薗がインゴールに飛び込んで、筑波大Bのスコアを上回る10-5となった。
次第に相手のセットプレーも攻略していった早大Bは、ラインアウトモールをFL龍康之助(文構3=東・早大学院)のスティールで切り抜ける。そして、FB髙野恵次郎(スポ1=福岡・小倉)のロングゲインで敵陣に迫った。そこからテンポのよいアタックを継続し、池本がステップで相手をかわしてグラウンディングに成功した。
31分にもCTB東佑太(スポ1=東海大大阪仰星)のランやパスが起点となり髙野のトライが生まれると、続く39分にはラインアウトから直接ボールをもらった堂薗が得点を追加。寺田も回数を重ねるごとにコンバージョンキックの精度を上げていき、早大Bのリードを広げていく。31-5のスコアで前半を終えた。

豪快にグラウディングを決めたNo.8平野

後半が始まると筑波大Bのダイレクトタッチで、早速攻撃の機会を得た早大B。徐々にトライラインに迫り、走り込んできたLO宮川侑大(スポ2=富山・砺波)がトライをマークした。
さらに、相手のキックオフでのノット10メートルにより、再びアタックを継続。9分にスクラムから直接飛び出したNO8平野仁(スポ3=神奈川・法政二)が豪快にトライラインを割り、点差を引き離した。
しかし、次第に雨の勢いが増していくと、ゲームの流れも変わっていく。ボールが手につかず、前半のように上手く攻め込むことができない場面が増える。自陣22メートルライン近くでラインアウトモールを与えてしまうも、強いプレッシャーをかけてなんとか抑えた。すると、筑波大Bのノックフォワードも増えていき、両チーム無得点の時間が長く続く。
均衡を破ったのは早大Bの気迫のスクラム。ここで押し込んでペナルティを奪いとると、敵陣でラインアウトを獲得する。その後の攻撃で、髙野が圧倒的なスピードを見せながら外側のスペースを駆け抜け、グラウンディングに成功した。
勢いに乗り始めた早大Bは、35分に池本の素早く正確なショートパスを受け取った平野が走ってトライ。グラウンドのコンディションがいくら悪くとも、チャレンジする姿勢を維持し、諦めずに雨の中で攻め続ける。なんとか繋いだボールを全員で前へ前へと運んだ。
39分に藤井の追加得点が生まれた瞬間、試合終了のホイッスルが吹かれた。先制点こそ許したものの、最終的に早大Bは66-5と筑波大Bに大勝した。

力強いキャリーをみせたHO堂薗

今節ではルーキー・堂薗がフィールドプレーにおいて力強いキャリーで躍動。高校時代からの輝かしい経歴を持ちながら入部した才能の原石はやはり伊達ではない。それでも、早大Bは先制得点を奪われたシーンや豪雨の影響で少し苦しむ時間もあった。ただし、そのような困難な壁をこれまで乗り越えてきた猛者たちが今の早大には揃っている。そのため心配はいらないだろう。あとは栄光の舞台へと進み続けるのみだ。

記事:池田健晟 写真:飯塚咲、吉田さとみ(早稲田スポーツ新聞会)