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2026
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【トレーニングマッチ 白鴎大学戦/観戦記】

夏の訪れを感じさせる暑さの中で行われた今試合。白鴎大を迎えた一戦は40分2本と20分1本の計100分に及ぶ変則マッチ。早大DEはBKの鋭いランとFWの力強いヒットから敵陣深くまで攻め込む。しかし、要所でのハンドリングエラーが続き、連続攻撃を続けることができず、あと一歩のところで得点まで結びつけることができない。それでも開始8分に相手の反則から速攻を仕掛けて得点。先制点を挙げた。その後は両者譲らないシーソーゲームが続く。お互いに得点を重ねて19-12でファーストハーフを終えた。迎えたセカンドハーフ。早大DEは安定したセットプレーから攻撃を組み立て、白鴎大を突き放す。31-17で2本目を終えた。続くサードハーフ。早大DEは大きくメンバーを変えながら、今春に入部を果たした1年生を多く投入。ルーキーたちの活躍も相まって、43-22で勝利を収めた。

鋭いランで躍動するCTB佐々木凜

SO古瀬莊(スポ2=静岡聖光学院)のキックオフで幕が開けた。開始早々からWTB肥後直希(スポ2=早稲⽥佐賀)とCTB能町光(スポ3=神奈川・⽇⼤藤沢)の鋭いステップから起点をつくる。8分、白鴎大のペナルティーから速攻を仕掛けた早大DEが古瀬からFB細⽥悠介(スポ3=福岡・修猷館)へと繋ぎ、先制点を奪った。
早大はWTB早⼄⼥遼(⼈4=東京・國學院久我⼭)のライン際でのランニングやHO⼩林商太郎(教2=東京・早⼤学院)の鋭いヒットからチャンスを作り出すが、要所でのハンドリングエラーが続き、得点に結びつけられないもどかしい時間が続く。ついに25分には白鴎大にインゴールを明け渡してしまった。
なんとか得点を奪いたい早大DEは今試合で存在感を放ったCTB佐々⽊凜太郎(スポ1=東京・⽯神井)がスクラムから鋭いヒットでゲイン。No.8堂園尚吾(スポ1=神奈川・桐蔭学園)のレッグドライブで相手ゴールまで攻め込んだ。すると、再びボールを受けた佐々木凜がインゴールに飛び込んだ。古瀬のゴールも決まり12-5にする。
38分には堂園がゴールラインを叩き割り、19-12としてファーストハーフを終えた。

低い重心で身構えるFB細田

迎えたセカンドハーフ。15分、早大DEは安定したスクラムからSH中川空河(⼈2=福岡・修猷館)、17分にはFL佐藤⼀道(商2=東京・早実)のビッグゲインからFL齋藤俊太(教1=東京・早実)がそれぞれトライを挙げた。31-12とリードを広げる。
40分には古瀬の右足から放たれたボールが風に乗り敵陣深くまで転がる。しかし、早大DEはこのチャンスをものにできずに、31-17で2本目を終えた。

FWとは思えないほどに華麗なステップを見せつけるFL佐藤一

ラストハーフ、早くも2分、FB野村獅朗(スポ1=茨城・茗溪学園)が抜け出してWTB⽮島快修(政経1=埼⽟・早⼤本庄)がインゴールを駆け抜ける。また14分には早大DEのピンチもHO⼩笠原正義(商3=東京・早実)が体を張ったセービングで防いだ。そして、途中からSOにポジションを変えた佐々木凜が正確無比のキックで試合を支配する。16分、早大DEはターンオーバーからFWが速攻を仕掛けて、No.8⼭﨑圭介(スポ1=早稲⽥佐賀)がグラウンディング。佐々木凜のゴールも決まり、43-22とした。
その後はルーキーたちの活躍が目立つ。WTB根岸杏伍(スポ1=福岡・筑紫丘)の高いワークレートから繰り出される白鴎大のチャンスの芽を摘む鋭いタックル。野村による圧巻のキックカウンター。ライン際での山﨑の鋭いヒット。彼らの活躍もあり、早大DEは43-22で勝利を収めた。

強靭な体格でディフェンスラインを突破するNO.8山﨑

計100分にも及ぶイレギュラーな試合の中でも、終始主導権を譲らなかった早大DE。中でも今試合の大きな収穫はルーキーたちの活躍だろう。特に目立ったのは堂園と佐々木凜の2人だ。堂園は大学入学後初の試合だったが、その存在感を遺憾なく発揮。試合の始めはNO.8という慣れないポジションだったが、抜群のアタックセンスでチャンスをつくりだした。また、HOになってからはセットプレーに安定感をもたらした。佐々木凜も始めはCTBとして体を張った鋭いヒットから起点をつくる。SOに移ってからは、試合最初の泥くさいプレーから一転して、鋭いフラットなパスや巧みなキックから試合を組み立てた。彼ら2人のようにルーキーたちが活躍した今試合。これからの早大の未来は明るく照らされている。今後の早大の活躍から目が離せない。

記事:大林祐太 写真:髙木颯人、飯塚咲(早稲田スポーツ新聞会)