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2024
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対明大B 何度でも何度でも


 17-12。タイトなゲームを制し、ライバルから手にした勝利。スコア、記録に残る経過だけを見ればグッドゲームも……、ノーサイドの瞬間、笑顔を見せた者は誰ひとりいなかった。彼らの戦いは終わらなかった。息つく間もなく始まった、勝ちゲームでは異例とも言える反省練。そこでの30分は、今後のワセダのためにどうしても外せぬものだった。「動き出し、サポートコース、スピード、今日のすべてがそこにあったという感じです。試合後、すぐにやってよかったと思います。全員でこれが課題なんだとコンセンサスを得ることができましたし、やるべきことが分かりましたから…」(ロック・井村達朗)。
 この日はとにかくミス、ペナルティにすべてが集約。6分あっさりとモールで先制、20分にはお家芸・ハイパントからのターンオーバー → ワイドアタック(10-7)。その後も主導権を握り、幾度となくチャンスを作るも、それらを自らの手で片っ端から潰していった。その一本が通れば~のところでミス、花道が見えた場面でノックオン。動き出し遅く、前に出たブレイクダウンでペナルティ。ザックリまとめると、この繰り返し。「やっぱり練習からですね。集中して、意識高くやれていないと、試合ではどうしてもミスが多くなってしまいますから」(ゲームキャプテン・飯田貴也)…。躍動感、ダイナミックさに欠け、後半も3分の1が過ぎる頃には、いつしかトライの香りは消えていた。そして気づけば、2点のビハインド。試合の優位に進めていたにも関わらず…、まさに自滅。
 後半残り20分、これでもかと自陣から仕掛け、その度ミスで下がり続けた挙句、最後の最後にはキック&モールでズドン(土壇場36分)。結果勝利こそ掴み取ったものの、今年のワセダのスタイルを完遂するには、まだまだ精度が足りないことを痛感させられた。そのことをしっかりと体と頭に沁み込ませるための、30分に及ぶエキストラタイム。「Bは課題だらけです。成長しているところもありますけど、一番の課題が改善されてないですから…」(井村)。まずは己に克つところから。何度でも何度でも。今年のワセダは、できるまでやる―


<練習から! 軽率なミスを猛省するゲームキャプテン・飯田貴也>
「今日は自分も含めて、軽率なミス、ペナルティが多く、流れに乗ることができませんでした。ただ、そのなかでもいいプレーはいくつか見られたので、その点はよかったのではないかと思います。例えば、流れが悪いなか、キックが多く消極的な面もあったんですけど、途中からはガンガン行こうと自然と意思統一できたところだったり。そのあたりは成果です。BKに関しては、いつも以上にミスが多く、FWに助けられた試合でした。もう単純なハンドリングミスです。自分はあまり出れていなかったりするんですけど…、そこはやっぱり練習からだと思います。練習から集中して、意識高くやれていないと、試合ではどうしてもミスが多くなりますから。反省練は…、ペナルティの原因がボールキャリアが早く倒れてしまうところや、2人目3人目の寄りの遅さだったので、そこを意識してやりました。いかにスピードを変えてやっていけるか。それができれば大丈夫だと思います。今年のテーマは、スピードをつけて相手に脅威を与えられるFBになること。スピードに拘っていきたいです。井口との勝負。お互い切磋琢磨して、向上していければと思っています」

<コンセンサス! 反省練で意識を新たにするロック・井村達朗>
「今日はペナルティの一言です。いい感じで敵陣に入っても、ペナルティで下げられ、相手の得意な形・モールでゴリゴリ。そこを凌げたことは収穫ではありますけど、そもそもそういったシチュエーションにさせてしまうことが問題です。FWの2人目の寄り、精度。ブレイクダウンでアングル、倒れこみを取れれてしまうのは、サボっている証拠ですから。練習していることができていないと。ミスについても、ずっと変わらぬBの課題です。取りどころ、いい形で攻めたところでのミス、つなぎの部分でのノックオン、練習からだと思います。反省練は動き出し、サポートコース、スピード、今日のすべてがそこにあったという感じです。意識を変えなくてはいけない。試合後、すぐにやってよかったとなと。全員がこれが課題なんだとコンセンサスを得ることができましたし、やるべきことが分かりましたから。セットプレーに関しては、ラインアウトはすごくよかったと思います。スローイングが特に。須藤が安定していることは分かっていますし、高家も成長していると感じます。取りたいように取れました。スクラムについては、前半割とよかったんですけど、後半は相手のメンバーが代わったこともあってか、いかれてしまったなと。まだまだBは課題だらけです。成長しているところもありますけど、一番の課題が改善されてないですから」