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2024
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第12回 主務部屋 「合宿総括と総長への御礼」

 第12回は遅くなりましたが、8月9日から続いた1次合宿と2次合宿の総括を書きたいと思います。

 まずは1次合宿。菅平で行われる毎年恒例のこの合宿では、本シーズン前にチームをビルドアップする最後の合宿ということで非常に密度の濃い合宿となっています。今年は例年より1週間ほど期間を縮めての合宿となりましたが、その内容の濃さは過去3年間を体験している自分にとっても随一のものとなりました。フィットネスや基礎練習から始まり、最後は具体的な戦術への落し込みまで、たった2週間半という短い間に自分たちが成長しているのを感じることができました。
 試合結果を見るとあまり満足できる出来ではありません。特に最終日の帝京戦では0-43の歴史的敗退を喫し、自分たちの今の立ち位置を再認識させられました。今までの自分たちの取り組みの何が悪かったのか、部員全員が考えたことと思います。しかし、幸いにもシーズンはこれから。後の残りの日々でどのように挽回するか考え、これまで以上の修練を重ねていきます。残りの期間の自分たちの成長を信じ、応援いただけると幸いです。

2次合宿は釜石に行ってきました。主の目的は体のでかい社会人と戦うこと。釜石シーウェイブスさんにご協力いただき、合同練習や試合を行いました。明治大学も参加しての三つ巴となり、参加した25人の選手は1次合宿の疲労も見え隠れする中、何かを得て東京に帰ろうと練習、試合に望んでいました。試合は結果として釜石SWに敗れましたが、十分に収穫はあったのではないかと思います。

 釜石合宿の合間には釜石製鐵所にお勤めのOBである青山さんと菅野さんにご協力いただき、被災地の視察と釜石製鐵所の工場見学をさせていただきました。被災地の様子は昨年テレビで見ていたような衝撃的な様子ではありませんでしたが、そこらじゅう一面がさら地になっており、ほんの1年半前まで普通に人が暮らしていたとは思えないものでした。そんな被災地で暮らす方々と接することで、被災地の方々の忍耐強さを感じると同時に、昨年の震災をしっかり受け止めている様子に感動しました。
 2次合宿では上に挙げた社会人と闘うというのが主の目的でしたが、実際に被災地を訪れた部員にとって、そこで肌で感じた被災地とそこに暮らす人々の様子を見て感じたもののほうが大きかったのではないかと思います。

 そして、いよいよ対抗戦が始まりました。1次合宿での帝京戦のところで書いたとおり、残り少ない日々を部員全員が全力で考え、行動し、成長していきたいと思っています。応援よろしくお願い致します。

 最後に、合宿の途中で早稲田大学の鎌田総長よりみかんの差し入れをいただいたのでここで御礼を書かせていただきたいと思います。いただいたみかんは部員一同でおいしくいただきました。ありがとうございます!