釜石合宿3日目となる昨日は、東北地方の高校生へのラグビークリニックと復興プログラムとして丸太運び・薪割りを行いました。
ラグビークリニックでは、東北地方にある高校のラグビー部から、約100名の高校生にご参加いただきました。ポジションごとに様々な練習が行われ、部員からの指導に高校生は真剣に耳を傾けていました。

復興プログラムでは、丸太を担ぎ、約2kmのコースの道のりを歩きました。道中では、震災時、土砂が流れ込み行き止まりになってしまったトンネルを通ったり、津波が押し寄せた防波堤を登ったりなど震災の恐ろしさをあらためて実感しました。また、復興にどれだけの労力と時間が割かれているのかを身をもって知る良い機会となりました。


夜には、今回の合宿にご支援をいただいた方々とBBQを行いました。BBQの最後には、部員スタッフ全員の寄せ書きが入った大漁旗と岩手県民の皆さんからの応援のメッセージが入った大漁旗の交換が行われました。
大漁旗には、大漁を祈念するという意味だけではなく、長い漁にでた家族を、港で待つときに自分の家族が無事帰ってきたことを一番に知る目印あることから、地元の人にとっては「無事の帰還」の象徴であることを教えていただきました。
選手たちがどうか怪我無く帰ってこれますようにという思いをこめて釜石市民の皆さんが書いてくださった大漁旗とともに、これからのシーズン、より一層チーム一丸となり、全力で闘ってまいります。


《平塚英一朗(4年/SH)コメント》
この合宿は釜石の方々からの多大なるご支援、並びに歓迎をしていただいた上で成り立っています。そのような中で今回の復興プログラムを通し、貴重な資源の再利用、地域の高齢者の方々への一助になれたことが大変嬉しかったです。残り1日となりましたが、釜石の素晴らしい環境でラグビーができることに感謝し、成長した姿で上井草へ戻りたいと思います。
《山下恵士朗(3年/WTB)コメント》
今回のラグビークリニックでは、高校生に教えることで自分自身も多くの学びを得ることができました。高校生が一生懸命取り組む姿に刺激を受け、改めてラグビーの楽しさを感じました。この経験を今後の競技生活にも生かしていきたいです。
《小林商太郎(2年/FL)コメント》
昨日は復興プログラムの一環として、丸太運びに取り組みました。実際に手を動かし、身体を使って運ぶ中で、震災からの復興がどれほど多くの人の力と時間によって支えられてきたのかを、改めて実感しました。普段の練習とは異なる形ではありますが、「チームで一つのことをやり切る」という点ではラグビーと通じるものがあり、仲間と声を掛け合いながら取り組む時間は非常に意味のあるものでした。
引き続き一日一日の積み重ねを大切にし、チームとしても個人としても成長できるよう全力で取り組んでいきます。
《堂薗尚悟(1年/HO)コメント》
ラグビークリニックでは、教わる立場ではなく、教える立場という少し日常とは違う感覚を学べました。教えていく中で、東北、釜石の地元の高校生達のプレーが上達した時はとても嬉しかったですし、うまく伝わらない時もありましたが、どう動きの説明をすればよりわかりやすくなるか考える時間も増え、自分自身の成長にも繋げることができました。
釜石合宿で学んだことを糧に、これからも一日一日を大切に歩んで日本一を目指して頑張りたいと思います。
釜石日記は毎日投稿いたします。次回は最後の投稿です!ぜひご覧ください。
文・写真=早稲田大学ラグビー蹴球部広報チーム
